●五体俳句0163・掌04・佐野良太01・2014-02-25(火)
○「囀りの羽ひとひらを掌にうけぬ」(佐野良太01)
季語(囀り・春)
鳥の囀りが聴こえています。その音が視覚化されたかのような羽がひとひら舞い落ちてきました。それを掌で受けたのです。うらやましいかぎりの経験ですねε(~_J~)。
○佐野良太(さのりょうた)(1890~1954)
代表句「春泥や石と思ひし雀飛び」02
季語(春泥)
新潟県見付市坂井町生まれ。早稲田大学英文科卒。坂井村村長。今町助役。今町銀行取締役。今町郵便局長歴任。今町みのむし会入会。1917年、→臼田亜浪門に入り「石楠」に拠る。→福島小蕾とともに亜浪門の双璧。1946年「みのむし」創刊主宰。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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