●方法俳句380・同質因果40・中嶋秀夫1・2018-5-24(木)
○「滴りの音が滴り生むごとく」(『メタセコイアの森』1997)(中嶋秀夫1)
○季語(滴り・三夏)(→「ふらんす堂」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:方法の「同質回帰」(帰着)に「同質因果」(起因)は俳句の方法の本質的なものの一つではないか。「滴り」が「滴り」そのものへと繰り返される無限の営みであるがごとく。
●中嶋秀夫(なかじまひでお)
○好きな一句「踏み応へありてまた踏む霜柱」(『結晶』2014)2
○季語(霜柱・三冬)(→「文學の森」より引用)
【Profile】:1948年奈良県出身、大阪府在住。1989年「方円」入会。「方円」賞受賞。「方円」同人。10年間休俳後、2008年「狩」入会。俳人協会会員。
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