俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0220・比喩(直喩)=ごとく023・三嶋隆英01・2015-04-02(木)
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○「蒼天に道あるごとし花吹雪」(三嶋隆英01)
季語(花吹雪・春) 「そうてんにみちあるごとしはなふぶき」(「ショウちゃんのブログ」より引用http://ameblo.jp/cornerstone1289/entry-11813920918.html)
【鑑賞】:青空と満開の桜はよくマッチングします。花吹雪が空を流れるのですが、まるで天にある道に沿って流れていくようです。
※桜前線どのあたり:3/31に横浜三溪園(神奈川)・甲府大法師公園(山梨)・津宮川堤(三重)・奈良郡山城跡・佐賀神野公園・長崎立山公園・熊本城・鹿児島名勝仙厳園などの桜が満開となりました(気象庁発表)。
○三嶋隆英(みしまりゅうえい)(1928~2011)
○好きな一句「万緑や死はもろもろの管とれて」(『遠海』1988)02
季語(万緑・夏) 「ばんりょくやしはもろもろのくだとれて」
【Profile】:広島県三原市出身。医師。1950年、→水原秋櫻子、山口草堂に師事。「馬酔木」賞他受賞。1967年、「馬酔木」同人。1994年、「風雪」創刊主宰。