俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0213・瞳03・向笠和子01・2015-02-08(日)
【→五体俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「瞳なきローランサンの眼より春」(『存念』1983)(向笠和子01)
季語(春) 「ひとみなきろーらんさんのめよりはる」
【鑑賞】:マリー・ローランサン(1883-1956)。代表作「→二人の少女」(1923年, 64.9×54.2cm, 油彩・カンヴァス、ブリジストン美術館蔵)の眼は黒く塗りつぶされていて瞳がありません。そんな眼より春がふくらんでいきます。
○向笠和子(むかさかずこ)
●好きな一句「ほとほとと流燈水に置く音す」(「俳句あるふぁ増刊わたしの一句」201201)02
季語(流燈・秋) 「ほとほととりゅうとうみずにおくおとす」
【Profile】:1924年、埼玉県出身、八王子市在住。1945年後半、→鈴木真砂女の手解きを受ける。1957年「鶴」入会、同人。1972年→殿村菟絲子「万蕾」創刊同人。終刊後「繪硝子」創刊同人。