俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句074・深い(時間)03・黒柳召波・04-22

2012-04-22 01:00:01 | 次元俳句

●次元俳句074・深い(時間)03・黒柳召波・04-22


○「春深く若布の塩を払ひけり」(黒柳召波01)

季語(春深し)

若布に吹いた塩の白さを払っています。その塩分は海水の塩分です。春たけなわの季節となりました。

 

黒柳召波(くろやなぎしょうは)(1727~1771)

代表句「沖に降る小雨に入るや春の雁」02

季語(春の雁)

江戸中期の俳人。別号は春泥舎。京都の人。裕福な商家に育ち、江戸に出て服部南郭に漢詩を学び、同門の→与謝蕪村を知る。のち京都に帰り蕪村に師事。蕪村は大いに期待していたが、40代半ばで病で没し悲嘆にくれた。その句は師蕪村に似て超俗典雅。

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