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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句038・歴史題材03・加藤三七子

2011-04-28 00:09:05 | 方法俳句

方法俳句038・歴史題材03・加藤三七子

 

○「春の鵙入鹿の首のとぶ絵伝」(加藤三七子01)

季語(春の鵙)

大化改新で討たれた蘇我入鹿の首が遙かまで飛んだという絵伝を題材にした句です。

 

加藤三七子(かとうみなこ)(1925~2005)

代表句「春愁の昨日死にたく今日生きたく」02

 

季語(春の鵙)

 

兵庫県龍野市出身。龍野高等女学校卒。文学書や絵画に親しんだ。戦後すぐに歌誌「水甕」に拠って短歌を詠んだ。相生垣秋津(→相生垣瓜人の兄)の紹介で俳句に転向、「九年母」に投句した。1959年、「かつらぎ」の→阿波野青畝門に入る。1977年「黄鐘」創刊主宰。

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