俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句037・腸(はらわた)02・永田耕衣
○「腸の先ず古びゆく揚雲雀」(→永田耕衣05)
季語(揚雲雀・春)
人間の身体はどこから古くなっていくのでしょうか。身体のどの部分にも毎日お世話になっているのですが、俳人永田耕衣は、「はらわた」から古くなっていくと断定しました。雲雀は空へたかまっていきますが、地上の人間はひたすら年をとっていきます。