切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

「徹子の部屋」の梶芽衣子さん、観ました。

2017-05-12 20:18:41 | アメリカの夜(映画日記)
テレ朝ののドラマ『女囚セブン』に出演中の梶芽衣子さんが『徹子の部屋』に出演。もちろん、『女囚さそり』シリーズへのオマージュを込めたキャスティングですよね。でも、わたしの中の梶さんはなんといっても『野良猫ロック セックスハンター』なんですけどね。『やすらぎの郷』出演中の藤竜也さんとどこかでまた共演してほしいなあ~。

カラオケのレパートリーに「恨み節」を入れているわたしとしては、梶さんのトーク番組出演は嬉しいんだけど、今日はよく喋ってましたね、こんなにしゃべる人なんでしたっけ?

アウトデラックスの出演シーンは観てないんでよくわからないんだけど、最近はバラエティへの出演依頼も多いらしい。でも、みんな断っているんだとか。

日活デビュー当時、9時集合といわれて9時に行ったら、「9時から芝居できるように準備して来いという意味だ」と怒られた話とか、『ひめゆりの塔』で監督から「おまえから歌う場面を撮るから練習しておけ」といわれ、準備していたら、みんなで歌いだすシーンに変えたといわれ、ふてくされてスタジオを飛び出し食堂でヤケ酒ならぬヤケコーヒーを飲んでいたら、「監督が悪かったといっている」と助監督に呼び戻されて、歌うシーンから撮影した話なんか面白かったですね。しかし、当時の日活の売れっ子監督舛田利雄を屈服させるって凄いなと思いますよ。

で、梶さんといえば、日活の『野良猫ロック』シリーズとタランティーノが好きな作品に挙げている『怪談昇り竜』(東映の石井輝男が珍しく日活に出向して撮った一本)、東宝の『修羅雪姫』シリーズ(こっちは日活の藤田敏八が東宝に出向)、東映の『女囚さそり』シリーズと『ジーンズ・ブルース』が忘れがたいし、独立プロでは増村保造監督の『曽根崎心中』も忘れがたいですね。

いま放送中の『女囚セブン』の現場は非常に楽しいんだそうで、剛力彩芽を褒めてましたね~。

ということで、ますますのご活躍を期待しております。

野良猫ロック セックス・ハンター [DVD]
クリエーター情報なし
Happinet(SB)(D)


野良猫ロック コンプリートDVD-BOX
クリエーター情報なし
日活


日活100周年邦画クラシックス GREATシリーズ 怪談昇り竜 HDリマスター版 [DVD]
クリエーター情報なし
Happinet(SB)(D)


日活100周年邦画クラシック GREAT20 あゝひめゆりの塔 HDリマスター版 [DVD]
クリエーター情報なし
Happinet(SB)(D)


修羅雪姫 [東宝DVDシネマファンクラブ]
クリエーター情報なし
東宝


修羅雪姫 怨み恋歌 [東宝DVDシネマファンクラブ]
クリエーター情報なし
東宝


女囚701号 さそり [DVD]
クリエーター情報なし
東映ビデオ


女囚さそり 第41雑居房 [DVD]
クリエーター情報なし
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)


女囚さそり けもの部屋 [DVD]
クリエーター情報なし
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)


女囚さそり 701号怨み節
クリエーター情報なし
メーカー情報なし


ジーンズ・ブルース 明日なき無頼派【DVD】
クリエーター情報なし
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)


修羅の花
クリエーター情報なし
テイチクエンタテインメント


クリエーター情報なし
FIX
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トリュフォーのヒッチコック... | トップ | 博多の朝食(福魚食堂)。 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さすらい日乗)
2019-07-07 06:59:30
この人、もとは太田雅子と言って、太田博之とダブル太田の
共演と言うのもありました。かじめいこと言うのは、マキノ雅弘が、オカチメンコから付けたとある本にありましたが、本当でしょうか。
コメントありがとうございます。 (切られを富)
2020-01-04 23:22:30
さすらい日乗さま

コメントありがとうございます。

太田雅子時代の作品も観てはいますが、いかにも型にはまった当時の日活風で、梶芽衣子になってからが素敵です。タランティーノもファンなんですから。

彼女の自伝に、梶芽衣子か桂芽衣子という案がマキノ監督から出されて、梶がいいと自分で言ったというくだりが出てきます。マキノ監督は「どっちでもええんや」といったとか。

コメントを投稿

アメリカの夜(映画日記)」カテゴリの最新記事