＜セリエA第24節＞フィオレンティーナvsパルマ

この試合を今見ながら書いてます。

年明けてからリーグで勝ってないフィオレンティーナ。
中田英寿の調子もまだぐぃ～～～っと上がってこない。
監督もすでに3人目で、チーム状態がいいはずがない。

そんな中での前半は、とってもチグハグ。
別に誰が調子悪いとかそういうのはない。アリアッティとオボドがイマイチやったが。
ミッコリは悪い流れを断ち切ろうと必死で点取ろうとがんばってるし、
キエッリーニはいつも通り、ゴリゴリと攻め上がる。
中田にしてもいいパスを見せていたし、状態は明らかに上向いている。

ただ、チームとして攻めきれない。守るのも何かあやふや。
ミッコリの個人技頼り、そしてルパテッリに乗り移っている神頼みｗ
リガノが真ん中で張っているのだが、そこにボールがいかん。
時おりキエッリーニから上がるクロスも合わない。
リガノの動きが悪いわけではない。仮にあそこで下手にサイドに流れたり
すると、今度は真ん中に誰もいなくなってしまう。

しかし後半になるとちょっと変わった。
開始早々のキエッリーニのスーパーゴールが決まって先制した。
このシュートはマジでスーパーでした。
そのあと少々危ないシーンもあったが、80分すぎにミッコリがゴール。
やれやれ、これで勝ったか…と思ったら、2分後にジラルディーノの
ゴール決まって1点差に。なんつーか、茨の道を進みたいわけねｗ
まあそれでもなんとか守りきって去年末以来のリーグ戦勝利。


中田に関してはそれほどスーパーなプレーは見られなかったが、
精力的に動いて、いいパスも供給していたし、ゴール前にも顔を出せていた。
やっぱり代表にはこの人必要ですって。
プレーだけじゃなく、チームの精神的支柱としても。
親善試合で活躍して、本戦で緊張して本来のプレーが出せないような
国内組のヤワなプレーヤーとは格が違う。


相変わらずキエッリーニが巧い。
デカイのに巧いっていうところで、プレーぶりになんだか違和感を感じるわけ。
同じような違和感を誰かに対しても抱いたような…と思って考えたら、
あぁ、ジダンを見たときと同じ感覚やと気付いた。
一概に比べちゃダメやが、ジダンはキエッリーニよりもさらにスーパーマン。
でもあの身のこなしとかキックのモーションとかジダンとキエッリーニは
被ってる部分があると思うんですが、、、どうなんでしょｗ


とりあえず連敗から脱することが出来てよかった。
なんとかチームも持ち直してくれるといいけど。


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