EMANON

「無題」らしく。。。

選挙の話

2007-07-30 21:19:17 | 一般日常系
このblogもめでたく丸3年が経過しました。

最近はほとんどサンガのことばっかしw
まあぼちぼちがんばるか。


さて今日はちょっとまともな話。
昨日の参議院選挙はみんな行ったかな??
投票率は58.64%と、まあまあの数字では。
結果としては自民党が大きく議席を減らし、民主党が大きく躍進。
非改選議席とも合わせて自民党は参院の第1党の座を民主党に明け渡した。

自民党の中川幹事長も何度か言ってたけど、
今回は完全に自民党の「オウンゴール」で勝負は決まった。
度重なるカネの問題、プラス年金問題、
直接的には安倍総理の責任ではないのかもしれないが、
今までかくれんぼしてたものが今のタイミングで出てきただけで、
積年のいい加減な政治の汚点がはっきりしただけのこと。

こんなわかりやすいネタが出てきて、
自民党にノーを突きつけられないようじゃ日本はダメやな、、、と思ってたら
やはり民衆は同じことを考えていたようで少し安心。
しかしここまで自民党が惨敗するとは思ってなかった。
片山虎之助氏までもが負けてしまうこの自民党への逆風。
これは相当なものなんだろう。


さて論点は安倍総理の責任問題にうつる。
参議院選挙は政権選択の選挙ではない為、辞任する必要は無いらしいが
では今回の選挙に負けた責任は誰が取るのか。
私自身は別にもう少しやっててもいいと思ってるが、
でもこの落とし前は彼、すなわち総理はどうやってつけるつもりなのか。

考えてみれば、「責任」というのは安倍総理にとってのキーではないか。
故松岡前農水大臣のカネの問題に対する総理の発言もそう、
松岡氏に代わって農水大臣になった赤城大臣の問題にしてもそう。
自分で責任を取るでも無し。
かといって当人達に説明責任を説くわけでも無し。
あいまい、あやふや、時間が経てば皆忘れると思ってる。
明らかに国民を蔑ろにした態度。
そうこうしてるところに年金問題も降ってきた。
「原爆しょうがない」発言も降ってきた。
そこに今回の参院選挙。
負けるべくして負けているという自民党。
そんな自民党のドンはいったい誰?
中川幹事長が辞意を表明し、青木参院会長も辞意を示唆してるというのに。
国民はしっかりノーを突きつけたのにね。

続けてもいいとはいいつつも一つ疑問に思うのが、
部下を怒れない人に国を引っ張っていってもらっていいものか???
自分を守り立ててくれる人を囲い込んで、不正が露になってもかばう。
そんな一部の人だけの為の内閣って一体なんでしょうか。



岡山で負けた片山虎之助さんの敗戦の弁は、
すごく潔いものでした。
なかなか食えない奴だと思っていたが、少し考えを改めました。