彼らはすでに帰ったはず。

最近フルモデルチェンジしたトヨタ・エスティマは2列目がスゴイらしいが、
そのせいで3列目が割を食ってスポイルされているらしいね。
あのサイズで2列目のリムジンシートを売りにするとはどういう気なんだろうね。
一番ベーシックなのはイプサム、ちょっと大きめがお好みならエスティマ、
お金があって威張りたいならアルファード。税金の関係上で2Lまでに収めたいなら
ウィッシュかアイシス。あるいはノア・ヴォクシー。もうちょっと小さくても
いざというときには7人乗れたらなぁという方には、はいシエンタ。
とまあここまでミニバンラインナップを揃え、客を囲い込むことに関しては
もうどこも勝てるわけがない。
しかしまあ真剣味ならトヨタは勝てないな。
オデッセイがトヨタミニバンのようなワン・オブ・ゼムの中の一台かというと
絶対にそんなわけあるはずがない。モビリオとストリームで変なミニバンを生んだ
件に関しては断罪されてしかるべきであると思うが。
マツダのMPVだって同じ。北米で売るからそこそこ大きくないといけない、
でも日本でも売るからあまり大きすぎては使えないし、売れない。
そんな中でつくってるクルマの真剣度は高いに決まっとる。

要は、何台も出すんじゃなくてドライバビリティからセーフティまで
真剣に突き詰めた末の凝縮された一台を出してもらいたいもんですねと言いたい。
クルマは決して安いものじゃないんやから。



最近モリゾーとキッコロの出番が増えているらしい。
はて、彼らは森に帰ったんじゃなかったっけ？？？
いつまでも過去にすがりついてても仕方ないぞ。
万博成功に気をよくして‘2匹目のドジョウ’として狙いに行った
オリンピック招致は名古屋市長が「やらない」といったことで終息。
そこには計画性もなにも見えない。ただ‘勢い’だけ。
やれやれ。