EMANON

「無題」らしく。。。

日産自動車の実権委譲について。

2005-02-21 23:59:56 | クルマ
今日で2月も残り一週間。バイトも2月末で辞めるので残り一週間。
今週は5日出勤/7日間。最後に追い込みますw
今考えているのは、バイトのダレきった後輩どもに対してドカーンと怒って辞めるか。
それとも先は知ったこっちゃないと割り切ってそのままにしておくか。
怒ったところで現状が変わるとは思えないし、何より我々学生バイト達を取り仕切る
統括責任者の社員があまりにもだらしないし、現状を憂うわけでもなく、怒りもしないので
そうなるとボク怒っても、怒り損になるような気がするのも事実。
しかしやはりここで一発言っておくほうが自分のためにもなるかとも思う。
残りはあと4日。来週28日含めてあと5日。がんばろう。


閑話休題。

日産自動車の社長兼CEOと言えば、かの有名なカルロス・ゴーンであるが、
そのゴーンが今年の5月から仏ルノーの社長兼CEOも兼務するため、
日産での実務レベルでのトップを任命した。ニュースはコチラ。

新たにCOOに任命された志賀俊之常務は51歳。
日産ではゴーンが1999年5月にCOOに就任して以来、6年ぶりに生え抜き社員がトップに。
日本の大手企業の社長はだいたい50代後半とか60代というのがまだまだ主流。
なので51歳の志賀氏は結構若いほうということになる。
ちなみにトヨタの新しい社長、渡辺氏は62歳。
現社長の張氏は68歳。世に言うところのオジイチャンですよw

オジイチャンかどうかはさておき、重要なのは歳ではない。
ゴーンが日産のCOOに就いた時は44歳。今50歳。
故に、若かろうが年取ってようが、現時点でこの会社にとって必要なものは何か、
目標はどこに設定するか、時代はどう動いているのか…などありとあらゆるものに
対してのアンテナが敏感かどうか、平たく言えば頭が鋭敏に働くかどうか。
一番重要なのはそこ。社長という権威だけに捉われるような社長は
会社を成長させることは出来ないでしょうね。
社長は何故に社長なのか?会社に正しい道標を示し、そこへ向って進んでいく
中心でなければならない。だから背負う責任も大きい。それをしっかり背負える
人間こそ、社長たるべき人物であろう。

ゴーンは来た時、完全な外様だったのに何故日産で改革に成功したのか?
それはいろんな要素があるが、その中の1つに「責任をしっかり負う」ということが
あったことは厳然たる事実である。
社員に対して必達目標=コミットメントを背負わせるとともに、自分もそれよりも
大きな責任を背負って、「失敗したら会社を辞める」と公言して改革をしてきた。

なんか、当初しようと思ってた話からずれてきているような気がするんですがw
ともかく、ゴーンから日産での実権を引き継ぐ志賀氏は、次なる日産の中期計画、
「日産バリューアップ」を成功させるという大きな責任を背負っている。

この志賀氏に関して、1つ注目したのは大阪府立大出身だということである。
別に学歴どうこうなんて話をするわけじゃないんですよ。
ただ、日産はかつて「銀座の霞ヶ関」とまで言われたように東大出身者が
やたらと多い(多かった?)ので、てっきりこの志賀氏も東大なのかな~と
思ってニュース見てたら大阪府立大だということで、すこし驚いた。
とともに、やはり必要なのは学歴ではなく、実力と会社にて積み上げてきたもの
なんだろうな~と再認識した。

なにより、果たして日本人トップによる日産の成長は続くのだろうか。
要注目である。


blogランキングも覗いていってください。