アメリカ帰国者が日々の出来事・人生・世の中などを語るブログ

日本に帰国して矛盾だと感じたこと、人生における発見や日常のことなど色々語ります

京都大学のカンニング問題について一言

2011年03月10日 | 社会・人生について
京都大学入試試験中のカンニング問題で、仙台の予備校生が逮捕される騒ぎになった。しかし、一方で「周りが騒ぎすぎ」とか、「試験監督こそ問題」という意見が相次いでいる。

確かに、たかがカンニングくらいでマスコミが騒ぎすぎもあるだろうし、試験監督の職務怠慢が今回の事件を引き起こしたとも言える。試験監督がしっかり監督して、本人に注意して携帯電話を取り上げるなどの処置をすれば、公にまで発展はしなかっただろう。これは大いに反省すべきところである。

しかし、「たかがカンニング」とは言うが、「されどカンニング」なのである。今回の事件は、張本人が初めから正々堂々と試験に向かっていれば、起らなかった問題で、あくまでも悪いのは、カンニングをした本人なのである。悪いことは、たとえそれが小さいことであれ、大きいことであれ、悪いことなのである。周りのせいでこうなった、と非難するのは、それは自分の起こした不始末を他人のせいにするのと同じである。それを頭にいれて、主張してもらいたいものである。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。