「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

お泊まり終了

2005-04-25 | ●介護録(~2015.2月)
1日目の昼間は「かえろうかしら」と言っていたらしいのだが、夕方には落ち着いたようだ。
出かけに20分かかったので、スタッフがわざわざその夜FAXでそんなことを伝えてくれた。(細やかな心遣い!)
二日目にはすっかりなじんだらしく、一泊で帰る母は他の利用者さんに引き留められたいたらしい。
社会性が色濃く残っているタイプなので、あっちにこっちにも「ヨイ人ピーム」を振りまいていたのだろうなー。それはそれでヨイこと。

母は若い方で身体も元気なので、不自由な方のお手伝いなどして、そういう意味で重宝がられるのはデイサービスの様子からも想像出来る。
ケンカしたお年寄りの仲裁をしたり、お好み焼き(大阪生まれの本領発揮か?!)を作って盛り上がったらしい。
次も「お好み焼きの作り方を教えてちょうだい」作戦でうまく行くかも。

結果を見て、母の認知力は私が思う以上に「適当」になっているのだということを知った。
デイと違いそこで泊まるのだから、途中で、なぜ自分がここで寝るのか、家に帰ってはいけないのか…そんな気持ちになって不穏になるのかと思っていたのに、まったくそれはなかったらしい。場所が変わったために余り眠れなかったようだけど、それは生理的な問題だと思う。

母はもう、自分がどこにいようと、誰といようと、特にそのことを不快だとか、寂しいとか、不満たどか考えるだけの認識力もなくなっているんだ……。
はっきり分かった……悲しい?そんな気持ちもあるけれど、逆に楽になったとも言える。
送り出すときはイロイロあるけれど、母の認識力が「こんなもん」であるなら、問題なくショートを利用出来るのだから。

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4 コメント

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>結果を見ると、 (かい)
2005-04-25 23:21:43
>私の心配はいらなかったみたいです。

ある意味、それだけ、母の認識レベルがホントに曖昧になっていたんだって、よーくわかりました。



認知症の度合いにかかわらず、同じ経路を辿るように思います。



ぜったい崩れないと決め込んでいた壁が崩れる。  これは私も驚きでした。

拍子抜けするというか、悲しくもあるのと

そんなはずないの葛藤も又同じ。



ビゴちゃん、進歩だよ! 長期戦だから、たとえその場しのぎでも、意に反することがあっても、楽なほうを選んだとしても、結果は悪くないということもあるんだって、感じています。 先のことは、私だって、わからないし、不安要因もありますよ~♪
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おはようございます (mimi)
2005-04-26 08:55:56
初ショート、いい感じで良かったですね

デイと、ショートをうまく利用して、

これからも、お互い頑張りましょう

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こっちも頭フル回転 (ビゴ)
2005-04-26 11:37:43
あんなこと、こんなこと、介護する方もあまた使って大変だなぁ~とつくづく。

いろんな経験させて貰ってるってことかなー



かいさん、いつもいつもありがとう。

私がここまでエーイとやってこれたのも、かいさんに拾ってもらったからですね~。

みんないろんな葛藤とともに、介護生活進んでいるんですよね。



自分が楽になるためにも使っているサービスなんだけど、あれこれ考えたり用意したり、送り出しに手間取ったりして、結構なストレス



mimiさん、お互い、母親と1対1でむきあってるけど…がんばろうね。

でも、適当に、力抜いていきましょうね

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Unknown (かい)
2005-04-27 00:40:40
ご縁があったのですよ。 私も強くない。 変になりかけてました。 ほんとなのよ。 
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