「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

二つの話が上手に一つに

2005-09-26 | ●介護録(~2015.2月)
昼のTV番組で、最初に「自民党造反議員」がどうしたこうした、という話をやっていた。選挙運動中の模様も流れた。
次に、五ヶ月前のあの107名の犠牲者を出した列車脱線事故で、娘さんをなくされたお父様が、その思いを語っていた。

一つ一つの話は、それなりの理解をして(自民党造反議員云々はあやしいけど)、娘さんを亡くしたお父様の話には涙していた母である。

しかし、母の中では、この二つの話が見事に合体していた。

悲しむお父様と選挙運動が一つになり、「子供が選挙で頑張ってくれると思っていたのにダメになったんだね」と母。

それはそれなりに、筋道が通った話として出来上がっていた。

認知症は不思議。
脳が萎縮していくのに、理屈の通ったモノを作り上げてしまうのは、なくした機能を代替する能力ゆえなのでしょうか?

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
어머님 (sena)
2005-09-27 10:47:44
「omoni」・・・のコーナー拝見しました。(掲載、待ってましたぁ~)



手作りの温もりと、お母様の娘への愛情。

そして、ビゴさんのお母様に対する愛情が伝わってきて、胸が熱くなりました。。・゜・(ρ_ゝ);・゜・。



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ほんと不思議! (としちゃん)
2005-09-27 12:37:37
印象に残った所が、部分的にくっついてるんよね。

人間の脳って、不思議やなぁ。



テレビの中のことやったら、話の内容が少々変わってても問題ないねんけど、現実の色んな事が、変につなげられて微妙にねじ曲げられると、病気とはわかってても、ムカつくことがしばしばあるな(笑)



ビゴママさんの手作り作品見たよ~。

すっごいスーツとかまで作れたんや。すごいよね。

でもその名残が、ヘルパーさんとの小品にも見られるよ。

あれだけ作れるのはすごい!

やっぱり身体が覚えてるんやなぁ。

やっぱうちの母にも編み物挑戦させてみなあかんわ。
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senaちゃんへ (ビゴ)
2005-09-27 13:18:55
見てくれてありがとう。

本人には告げられない親孝行かな。



作るのを楽しんでた人。

作っていれば幸せみたいだった。



それが、出来なくなる前に、作る気力が消えるんだよね~不思議だよ。
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としちゃんへ (ビゴ)
2005-09-27 13:23:09
ホント、不思議だよね~~。



まあ、こんなTVの話くらいは笑っていられるんだけど、それだけじゃすまないもんね。



でも、他人に話す時って、「こんなこと言ってるさー」ってノリで笑いながら、こういうエピソードを話すのよね。



うんうん、編み物賛成じゃー。きっと体が反応するよ。



うちの母、タペストリーはちよっと複雑になってきた。それでマスコット作って、今はキルトを繋げて中に作りましょうってやってるんだけど、単純なので集中力が続かない時がある…微妙に難しいね。
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