「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

【ムック】『介護する時される時 突然でも慌てない』

2010-01-26 | ●小技・グッズ
介護する時される時 突然でも慌てない! (TJ MOOK)

宝島社

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★「ムック」は「Magazine」と「Book」を合わせた造語。保存版の雑誌…って感じ?

なんとな~く買ってみた
プレ介護段階で知識を得るための雑誌…という感じではあったけど
細かく詳しかったので買ってみっかな~~~と……

「詳しい」というのは
介護保険のしくみや認定までの流れ、使えるサービスの種類などが
今まで見てきたこの手のシロモノの中では詳しく、かつ見やすいということ
認定時の調査項目が全部載ってたり
それぞれの介護度の限度額でどれだけサービスが利用出来るかとか
施設の種類と内容も詳しいデス

ちょっと「?」な部分は
介護保険で、誰もが生活支援(ヘルパー等)を制限なく使える錯覚を起こさせること
また、保険内サービスであっても地域によっては行われてないものも載せていて
一瞬、「こんなサービスあるの?!聞いたことないよ」と思ったんだけど
よく見ると下の方に、全ての地域で行われているわけじゃないって書いてあった

お決まりの芸能人の体験談(+一般の方の体験談もあり)
以前に比べたら、感動とか美談ではなくなり
本音とか、問題点とか語られるようになって、共感出来る部分も多くなりました

私は、最近の荒木由美子さんが
「頑張らない介護はない」っていう表現をしていて、それに共感しています
けして、ムリして頑張れ…という意味ではなくて、
それなりに頑張らないと出来ないのが介護だよね…という意味合いで。

生島ヒロシさん(漢字、違うかな?)が
地域に介護者のネットワークが必要といっていた。

そう!ネットワーク!

家族の会……というよりネットワークという概念
どう違う?といわれてもうまく言えないけど、ネットワークというのが私のイメージ
限度額いっぱいサービス使ったって解決しないのが介護者の心の問題
追い込まれて事件にまでなる介護者心理ってネットワークがないからじゃないか…と
ケアマネや介護職スタッフの支援とは別の問題
介護者同士だけの繋がりが必要で、そこに専門家は介在しない方がイイ
と、私は感じてます

…と、介護者ネットワークの話ともかくとして

介護のあれこれ、まとめて詳しく、一度くらいは見ておきたいとていう人には
そこそこオススメなムックでした 

              



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