隼人から見た空

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二回目の渡米

2017-11-14 | 訓練・審査

二回目の渡米はFAA A320 ATPL (米国のA320機長としての免許)を取得するためでした。

日本で準備することは、

① ATPL 学科試験の勉強(教材は米国から通販で取り寄せしました。)

② 訓練施設(Florida Airbus Training Center)を予約

 渡米費用を減らすためにシミュレーター訓練6回プラス審査で計7回の最短コースを予約しました。

③ 渡米の往復航空券の購入

④ 宿泊施設(訓練所に近いモーテル)を予約

⑤ FAA ATPL 学科試験の予約

訓練施設に訓練料金を支払うと教材がネットで見れるようになります。

渡米前に自宅で約一か月パソコンと睨めっこで未知のAirbus A320を勉強しました。

渡米して一日目は早速、FAA ATPL学科試験を受けます。これが合格しないと翌日からの訓練に入れません。マークシート方式なのですぐに結果を本人に点数で教えてくれます。ここで間違えたところは後日、実技の口頭試問で再度知識を確認されます。

学科試験の翌日は地上教育、とはいえ午前中は教材配布(これまではネットだけの教材)、午後は質疑応答 ... で終わり。明日からシミュレーター訓練開始、できるのかな~、不安でいっぱいになります。

シミュレーター訓練、初日は手順の確認、空中操作、計器進入、離着陸、二日目からは早速緊急操作に入ります。休みはありません。

最終日(7日目)にFAA 技能試験官が来てチェック、仮の免許証をもらいました。あっという間の10日間の渡米でした。

後日、日本の自宅に正式な免許証が送られてきました。

Florida Airbus Training Center正面玄関

※ 大事なこと。

FAA ATPL(機長の免許)を取得しても機長としての仕事は無いといっていいでしょう。まずは副操縦士から始めます。飛行経歴を重ねてから航空会社の機長としての訓練が始まります。大手のエアラインに就職したとして、機長になるためには、エアラインでの飛行経験や個人の能力だけでなく、機長への昇格は入社順番という決まりごとがあるので、副操縦士としての長い長い下積みが必要になります。

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