右手に温もりを感じる。
誰かと手ツナイデル。
あなたは誰?
黒曜石のふわふわの髪にクリクリの目を持つ男の子。
初めて会った気がしない。
今を楽しもう。
私、あなたを知っているわ。
胸に広がる甘い痛みは乞い恋の矢が刺さった印。
虹色ファンタジー。
夜なのに光輝いてキレイ。
すれ違う沢山の恋人達。
あなたは誰なの?
名前も年も知らない男の子。
高いヒールでつまずきそうになると手を伸ばして繋いでくれたね。
びっくりしたけど嬉しくて。
慣れないハイヒールはいて今日だけオテンバ封印。
私、あなたについて行きたい。
弾けるポップコーン。
甘い甘いポップコーン。
あなたと影が重なり柔らかいくちびるの感触はシュガー。
「こんばんは」顔を向けると雅司くんが立っていた。
めちゃくちゃ嬉しい。
「座っていい?」
「うん」私、恋してるな。
白いシャツが眩しい。
「元気だった」
「うん」
「良かった」
あれ?落ち着きがないけどどうしたの?
渡すんだ。
息を吸って呼吸を調え切り出す。
「あのね、これねバレンタインのチョコ」
真っ赤になる雅司くんにキュン。
もう、溶けてしまいそう。
「あ、ありがとう」耳まで赤い。
「あ、僕も」カバンから小さな白い箱を取り出し私に渡してくれた。
手が震えている気がした。
「開けていい?」なんだろう?ドキドキしながら開ける。
「リング」かわいいピンクゴールド。
私ははにかみながらおねだりする。
(外用-)愛妻楽 「はめて欲しいな」おずおずと手を伸ばした。
緊張するよ。
反対方向から伸ばされた腕が震えている。
緊張しているの?
「約束のリングに愛を込めて。ゆっくり歩んでいこうね」と手にそっとキスをしてくれた。
私は嬉しくて雅司くんがぼやけて見える。泣きながらとびきりのスマイルを贈る。
私達は始まったばかり。
誰かと手ツナイデル。
あなたは誰?
黒曜石のふわふわの髪にクリクリの目を持つ男の子。
初めて会った気がしない。
今を楽しもう。
私、あなたを知っているわ。
胸に広がる甘い痛みは乞い恋の矢が刺さった印。
虹色ファンタジー。
夜なのに光輝いてキレイ。
すれ違う沢山の恋人達。
あなたは誰なの?
名前も年も知らない男の子。
高いヒールでつまずきそうになると手を伸ばして繋いでくれたね。
びっくりしたけど嬉しくて。
慣れないハイヒールはいて今日だけオテンバ封印。
私、あなたについて行きたい。
弾けるポップコーン。
甘い甘いポップコーン。
あなたと影が重なり柔らかいくちびるの感触はシュガー。
「こんばんは」顔を向けると雅司くんが立っていた。
めちゃくちゃ嬉しい。
「座っていい?」
「うん」私、恋してるな。
白いシャツが眩しい。
「元気だった」
「うん」
「良かった」
あれ?落ち着きがないけどどうしたの?
渡すんだ。
息を吸って呼吸を調え切り出す。
「あのね、これねバレンタインのチョコ」
真っ赤になる雅司くんにキュン。
もう、溶けてしまいそう。
「あ、ありがとう」耳まで赤い。
「あ、僕も」カバンから小さな白い箱を取り出し私に渡してくれた。
手が震えている気がした。
「開けていい?」なんだろう?ドキドキしながら開ける。
「リング」かわいいピンクゴールド。
私ははにかみながらおねだりする。
(外用-)愛妻楽 「はめて欲しいな」おずおずと手を伸ばした。
緊張するよ。
反対方向から伸ばされた腕が震えている。
緊張しているの?
「約束のリングに愛を込めて。ゆっくり歩んでいこうね」と手にそっとキスをしてくれた。
私は嬉しくて雅司くんがぼやけて見える。泣きながらとびきりのスマイルを贈る。
私達は始まったばかり。