春がやってきた

2010-03-25 | Weblog








どうやら南フランスにも春がやってきたようです。
朝晩はストーヴが恋しくなるけれど日中は汗ばむ程の春日和。
桜系の木の花からは花粉が舞い散り鼻水に涙目、だけれど春がやってきました。
















          







(Mirepoix)


























“記憶の扉” という名のブログ

2010-03-19 | Weblog





最近出合ったすばらしい写真ブログにしばし時の経つのも忘れ
懐かしさと共に50年程の時の経過でこれほど世の中が変わっていくものかと    
あらためて驚きいっぱい。

単なる懐かしさや記録だけに終らないこれらの写真は
この写真家の内面のすばらしささえ垣間見られる物です。

この当時のことを全く知らない世代から
十分記憶のある人達まできっと感動することのできる写真大集だと思います。


http://kiokuno1010.blog31.fc2.com/



今日の詩  “老い果てて、 あなたが ......

2010-03-18 | Weblog







ピエール ド ロンサール (1524-1585)



老い果てて,あなたが......


老い果てて,あなたが,夕べの灯をともし、

炉ばたに座り,糸を操ったり,紡いだりしながら、

私の詩を口ずさんで,感嘆して言うことだろう、

「ロンサールは讃えたのだわ,美しかった頃の私を」




その時に,仕事に疲れ,はや、うとうとと

まどろんでいても,その言葉を聞きとめ、

私の名の響きに目を覚まして,永遠に讃えられた

あなたの名を祝福しない侍女は、いないだろう。

だが,私は,もう土の下,骨もない亡霊となり,

ミルテの木の下陰にやすらっていることだろう。

あなたは、暖炉のほとりにうずくまる老女になっていて、



私の恋と、あなたの騎慢な仕打ちを、悔やむことだろう。

生きよ,私を信じるならば,明日をたのまずに、

今日この日から摘むがいい、生命の薔薇を。










今日の詩  “カッサンドル への オード”

2010-03-15 | Weblog






ピエール デ ロンサール(1524-1585)

16世紀後半の代表的な詩人。7人の同志でプレイヤード詩派を結成、個展作品の詩法,語法を大胆に取り入れて数多くの傑作を書き、宮廷でも重んじられて時代の詩風をリードした。今も愛誦されるいくつもの恋愛紙のほか思想詩や論述詩、叙事詩にも優れた仕事を残している。古典主義時代になると否定的評価を受けたが19世紀以来あらためて高く評価されるようになった。


カッサンドールへのオード



恋人よ、行ってみよう、あのバラが、  

今朝陽をうけて 

紅の衣を解いたあの花が

その紅の衣のひだも   

君に似た色艶も、この夕べ    

少しでも失くしてはいないか、どうか。



ああ!ごらんこんなにも短いうちに   

恋人よ、バラはその美しい花を  

ああ!地に散らしてしまっている!

おお なんと無情な「自然」。 

こうも美しい花の命でさえも   

朝から夕方までだなどとは!



それだから 恋人よ もし私を   

信じてくれるのならば こよなくみずみずしく   

咲きほこるその年齢のあいだに

摘め 摘むがよい 君の若さを   

この花と同じように やがて老が    

君の美しさを 枯れさせてしまうのだから。

(入沢康夫 訳)














New Flavour

2010-03-13 | Weblog







お茶が飲みたいと思いお湯を沸かしながら
茶葉をティードゥレイナーに入れている

気持と舌は完全に玄米茶を飲みたがっているのに
なぜか気持と舌とは反対にオレンジペコを入れてしまう

再びティーキャディーに戻すのもなんなので
そこに少しの玄米茶を入れ
玄米茶ペコなる物が出来上がった。

その結果なんとも味わい深い新鮮な飲み物を味わうことになった。