人生において
来るものもあれば
去っていくのもある
などど昔の偉い人が
世界のどこかで
言ったそうである。
うちに来てそして去っていった多肉さんも何株かいる。
そのひとつが初代黒法師さん。
彼をはじめてみたとき
「むっ?これは観葉植物が多肉ゾーンに混ざっているぞ!
むっこれは葉?花?むっむっむっ!フムフム良く見ると
葉っぱだな~しかも茎の辺りが多肉っぽい。
とするとこやつも多肉?」
と一瞬にしてその魅力に飲まれ
即買い。
サカタのタネのおっさんに
寄せ植えを薦められ言われるまま寄せ植え。
記憶の中では
新玉つづりと春萌と若緑と神刀と熊童子、そうそうゴーラム、
そして当然 黒法師さん。
最初はいい感じで
寄せ植えたのし~
多肉たのし~
なんかどこぞの無人島のジオラマみたい!
だったのですが
若緑がいたのかいなかったのかわからなくなり
新玉つづりはグングン徒長し原形をとどめなくなり
神刀も茎が立ち徒長し、
春萌、ゴーラムも茎立ち
熊童子も徒長。
見る見るうちに南海の孤島は
魑魅魍魎のすむ薄暗い廃墟の
掃き溜めの様な姿に・・・・・・
見た目悪くなると、興味もなくなるわけで
どんどん放置。
黒法師さんはというと
恋占いのように
葉っぱが一枚二枚と落ちていき
裸ん坊になったのでした。
今思えば夕方からしか日が当らず
基本的に日照不足だったのでしょう。
無知というのは恐ろしいものです。
こうして初代黒法師さんは
うちのベランダから去り(写真無し)
その後二年ほど
我が家に黒法師は存在しませんでした。
ある日
駅までの道のり歩いていると
道端に黒法師の子供が落ちてる!?
あたりをきょろきょろ(←不審者A)
すると近くに50CMにも成長した
黒法師殿がいらっしゃった。
このワキ芽が折れちゃって
家の人にホウキではかれて
捨てられる間際だった様子。
拾い上げて
うちで育てることに。
(おうちの人もし育てる気で
掃いてまとめておいたのだったら
すいません。私泥棒です。返します。)
家に帰って眺める。
フムフム
ワキ芽がポキッと折れたようで
切り口が不均一。
手持ちのナイフでスパッと切る。
葉っぱからどんどん水分蒸散しちゃいそうなので
葉っぱの枚数を減らす。(みなさんどうしてます?)
土の入っていない多肉用鉢に入れて
3週間ほど乾燥。根だし。
根が出始めたのを確認後
ブスッと
植えました。
葉っぱもぶちぶちとっちゃったし
放置期間が長すぎたのか
葉っぱシワシワだし
依然枯らせた恐怖もあり心配でしたが
ブスッと挿して一週間後くらい↓
むむっ
あきらかに給水して
葉っぱが立ってみずみずしくなってますよね?
日照不足なのか若干緑になってますが
気にしない気にしない。
このまま根付いてくれるといいな~~