…というわけで、スコット・シュースターアナウンサー(誰??)が、前記事の続きをお送りします(笑)。
10.「DAZED AND CONFUSED(幻惑されて)」は、パーシーが「ZEPのライウ゛では外せない曲」と紹介。
ジョンジーって、ベース構えた姿勢がちょっと「ジョジョ立ち」っぽいときがありますよね(笑)。
この曲はZEP初体験の人にはとっつきにくいかもしれませんが、ライウ゛・ウ゛ァージョンをいくつか聴きこんでいくうちに、いつの間にか魔法にかけられたように好きになっているような曲(笑)。
ボウイング(弓弾き)のパフォーマンスは「お約束」ってやつです。
ジミーを囲むピラミッド型のレーザー・ビームが彼の魔術師っぽさとマッチしていてお洒落~。
これまたZEPのライウ゛には欠かせない「銅鑼」が鳴らされてからの怒涛の演奏にはいつも圧倒されます。
ここまで盛り上げまくっといて、また最初のスローなリズムに戻るのがクールですね。
ライウ゛で演奏されることを前提にした、よく練られた曲。
…次は………、出た~~!!!
「ダブル・ネック」こと、1968年製「EDS-1275」!!!
11.「STAIRWAY TO HEAVEN(天国への階段)」だ~。
イントロからのアルペジオはクリーンな音でやることが多いんですが、今回は珍しく初っ端から少し歪んでる。
ギター・ソロはオリジナルよりちょっと長いくらいで、無駄を削ぎ落とした感じ。
良いね!!!
そりゃあパーシーも終わった直後に「アーメット(・アーティガン)、やったぞ!」って言いたくなりますわ(笑)。
ジミーがダブル・ネックを持ったら、もう一つやらなきゃいけない曲がある。
皆さ~ん、12.「THE SONG REMAINS THE SAME(永遠の詩(とわのうた))」の時間ですよ~。
この曲でのパーシー、曲の半分以上は「プッシュ!プッシュ!」言う以外に何もやることが無い(笑)。
まぁこの曲に限ったことではないですが、その辺がZEPの特殊なところの一つ。
普通のバンドだったらウ゛ォーカルは「主人公」扱いで、楽器だけのパートはソロ以外控えめですが、ZEPの場合は「声も楽器」として扱われる。
「歌詞」は譜面上の「音符」そのもの。
ボンゾが亡くなってZEPが崩壊してからこれまでのパーシーは、ZEP時代に抑えられていた色々なものを取り戻すようにソロで突っ走ってきたから、今回またZEPに戻ることになったとき、一夜限りとはいっても相当な覚悟が必要だったんじゃないかな。
演奏が終わったあと、ジェイソンがTシャツの左腕を捲くって、そこに彫られた、天国にいるお父さんが使っていた「丸3つ」のシンボル・マークのタトゥーを指差すシーンに感動……。
パーシーも言う通り、「見事な腕だ」ぜ、ボンゾ2世!!!!!
13.「MISTY MOUNTAIN HOP(ミスティ・マウンテン・ホップ)」のオルガンによるイントロはリズムとりたくなっちゃいますよね!!!
プログラムの最後は、14.「KASHMIR(カシミール)」だ!!
「B-ベンダー」付きの赤い「1968 Les Paul Standard」が登場。
緊張感ある独特なリフにもう病み付き。
曲の進行とともに、背後の巨大スクリーン上で6本の赤い柱が天高く延びていき、最後に軽くねじれてあの「PRESENCE」のジャケットに写っていた「オベリスク」になる演出。
…このライウ゛はスクリーン部門がいい仕事してますな~。
…で、こっからはアンコール。
パーシーの「どう思う?」で始まったのは、15.アンコール1「WHOLE LOTTA LOVE(胸いっぱいの愛を)」の世界一熱いイントロ・リフ!!!!!
祭じゃ祭じゃあぁぁぁ~~!!!!!!
…って、出たぁ!!!ジミーの秘密兵器、「DTS-1」!!!
6つのボタンをポチポチすれば、演奏中でもあらかじめ記憶させておいた最大120種類のチューニングに瞬時に変えられる超兵器。
「ペイジ&プラント」では、これで「KASHMIR」弾いてたよね。
「ジ・エッジ」と「ジャック・ホワイト」にも伝授したギター・ソロは、音芸術の一つの境地。
「美の壷」で、「LED ZEPPELINのギター・ソロの壷」ってやってもいいんじゃね??
…曲が終わったあとのパーシーのMC。
「「彼」のATLANTICは地球一のレコード会社だった」
この奇跡が起こったのは、このトリビュート・コンサートの主役である「アトランティック・レコード」創設者、「故 アーメット・アーティガン」のおかげ。
彼が、ジミーが発掘してきた無名の新人プラス1と結成した、できたてホヤホヤの「ニュー・ヤードバーズ改めレッド・ツェッペリン」と破格の20万ドルで契約し、バンドのプロデューサーであるジミーの音楽史上例のない数々の「ワガママ」を渋々ながらも通してやってなければ、このバンドは伝説にはなれなかったかもしれない…。
…少なくとも、今回のような歴史に残るライウ゛は決して実現しなかった。
2006年10月29日、アメリカはマンハッタンのビーコン・シアターで「ROLLING STONES」のライウ゛を見たあと、楽屋で転倒して頭を打ち昏睡状態に。
その後、意識は戻ることなく、同年12月14日に83歳で亡くなりました。
「私達がアトランティックを始めたのは、ただ単に自分が好きな音楽をやっているアーティストたちと契約し、自分が買いたいと思うレコードを作りたかったからです」←とは、彼の言葉。
根っからのロック小僧だったんだろうな。
合掌。
…そしてそして、ついに迎えた大団円は、超ハードにアレンジされた、16.アンコール2「ROCK AND ROLL(ロックン・ロール)」だ!!!!!
すっかり汗だくになったジミーの笑顔。
皆とまた「LED ZEPPELINに戻れた」のが心底嬉しいんだろうな…。
一ヶ月後の1月9日に64歳になる(1944年生まれ)とは思えない軽やかなプレイ♪
…そしてラストのパーシー、何回「Lonely Lonely…」言うねん!!!
(笑)
パーシーも、この夢のような素晴らしいライウ゛が終わってしまうのを惜しんでいるみたい。
2世のドラム乱打でついに全ての演奏が終わり、皆で3回目のお辞儀。
スクリーンいっぱいに「LED ZEPPELIN」のロゴ。
…このビデオを見ていて、これが何回目の「背筋ゾクッ!!!」なのか、もうわからない(笑)。
ステージを去るメンバーは全員満面の笑顔だけど、ジェイソンは涙目。
この後彼は、ブック・レットに寄せられたコメントのとおり、控え室で泣き崩れたそうな。
…LED ZEPPELINを超えられるのは、LED ZEPPELINだけ。
息子ジェイソンの身体に降りてきたボンゾの魂が、それを証明してくれた。
伝説の彼らをO2アリーナに引き合わせ、奇跡を起こしてくれた天国のアーメットに、感謝、感謝、大感謝!!!!!!!!!
10.「DAZED AND CONFUSED(幻惑されて)」は、パーシーが「ZEPのライウ゛では外せない曲」と紹介。
ジョンジーって、ベース構えた姿勢がちょっと「ジョジョ立ち」っぽいときがありますよね(笑)。
この曲はZEP初体験の人にはとっつきにくいかもしれませんが、ライウ゛・ウ゛ァージョンをいくつか聴きこんでいくうちに、いつの間にか魔法にかけられたように好きになっているような曲(笑)。
ボウイング(弓弾き)のパフォーマンスは「お約束」ってやつです。
ジミーを囲むピラミッド型のレーザー・ビームが彼の魔術師っぽさとマッチしていてお洒落~。
これまたZEPのライウ゛には欠かせない「銅鑼」が鳴らされてからの怒涛の演奏にはいつも圧倒されます。
ここまで盛り上げまくっといて、また最初のスローなリズムに戻るのがクールですね。
ライウ゛で演奏されることを前提にした、よく練られた曲。
…次は………、出た~~!!!
「ダブル・ネック」こと、1968年製「EDS-1275」!!!
11.「STAIRWAY TO HEAVEN(天国への階段)」だ~。
イントロからのアルペジオはクリーンな音でやることが多いんですが、今回は珍しく初っ端から少し歪んでる。
ギター・ソロはオリジナルよりちょっと長いくらいで、無駄を削ぎ落とした感じ。
良いね!!!
そりゃあパーシーも終わった直後に「アーメット(・アーティガン)、やったぞ!」って言いたくなりますわ(笑)。
ジミーがダブル・ネックを持ったら、もう一つやらなきゃいけない曲がある。
皆さ~ん、12.「THE SONG REMAINS THE SAME(永遠の詩(とわのうた))」の時間ですよ~。
この曲でのパーシー、曲の半分以上は「プッシュ!プッシュ!」言う以外に何もやることが無い(笑)。
まぁこの曲に限ったことではないですが、その辺がZEPの特殊なところの一つ。
普通のバンドだったらウ゛ォーカルは「主人公」扱いで、楽器だけのパートはソロ以外控えめですが、ZEPの場合は「声も楽器」として扱われる。
「歌詞」は譜面上の「音符」そのもの。
ボンゾが亡くなってZEPが崩壊してからこれまでのパーシーは、ZEP時代に抑えられていた色々なものを取り戻すようにソロで突っ走ってきたから、今回またZEPに戻ることになったとき、一夜限りとはいっても相当な覚悟が必要だったんじゃないかな。
演奏が終わったあと、ジェイソンがTシャツの左腕を捲くって、そこに彫られた、天国にいるお父さんが使っていた「丸3つ」のシンボル・マークのタトゥーを指差すシーンに感動……。
パーシーも言う通り、「見事な腕だ」ぜ、ボンゾ2世!!!!!
13.「MISTY MOUNTAIN HOP(ミスティ・マウンテン・ホップ)」のオルガンによるイントロはリズムとりたくなっちゃいますよね!!!
プログラムの最後は、14.「KASHMIR(カシミール)」だ!!
「B-ベンダー」付きの赤い「1968 Les Paul Standard」が登場。
緊張感ある独特なリフにもう病み付き。
曲の進行とともに、背後の巨大スクリーン上で6本の赤い柱が天高く延びていき、最後に軽くねじれてあの「PRESENCE」のジャケットに写っていた「オベリスク」になる演出。
…このライウ゛はスクリーン部門がいい仕事してますな~。
…で、こっからはアンコール。
パーシーの「どう思う?」で始まったのは、15.アンコール1「WHOLE LOTTA LOVE(胸いっぱいの愛を)」の世界一熱いイントロ・リフ!!!!!
祭じゃ祭じゃあぁぁぁ~~!!!!!!
…って、出たぁ!!!ジミーの秘密兵器、「DTS-1」!!!
6つのボタンをポチポチすれば、演奏中でもあらかじめ記憶させておいた最大120種類のチューニングに瞬時に変えられる超兵器。
「ペイジ&プラント」では、これで「KASHMIR」弾いてたよね。
「ジ・エッジ」と「ジャック・ホワイト」にも伝授したギター・ソロは、音芸術の一つの境地。
「美の壷」で、「LED ZEPPELINのギター・ソロの壷」ってやってもいいんじゃね??
…曲が終わったあとのパーシーのMC。
「「彼」のATLANTICは地球一のレコード会社だった」
この奇跡が起こったのは、このトリビュート・コンサートの主役である「アトランティック・レコード」創設者、「故 アーメット・アーティガン」のおかげ。
彼が、ジミーが発掘してきた無名の新人プラス1と結成した、できたてホヤホヤの「ニュー・ヤードバーズ改めレッド・ツェッペリン」と破格の20万ドルで契約し、バンドのプロデューサーであるジミーの音楽史上例のない数々の「ワガママ」を渋々ながらも通してやってなければ、このバンドは伝説にはなれなかったかもしれない…。
…少なくとも、今回のような歴史に残るライウ゛は決して実現しなかった。
2006年10月29日、アメリカはマンハッタンのビーコン・シアターで「ROLLING STONES」のライウ゛を見たあと、楽屋で転倒して頭を打ち昏睡状態に。
その後、意識は戻ることなく、同年12月14日に83歳で亡くなりました。
「私達がアトランティックを始めたのは、ただ単に自分が好きな音楽をやっているアーティストたちと契約し、自分が買いたいと思うレコードを作りたかったからです」←とは、彼の言葉。
根っからのロック小僧だったんだろうな。
合掌。
…そしてそして、ついに迎えた大団円は、超ハードにアレンジされた、16.アンコール2「ROCK AND ROLL(ロックン・ロール)」だ!!!!!
すっかり汗だくになったジミーの笑顔。
皆とまた「LED ZEPPELINに戻れた」のが心底嬉しいんだろうな…。
一ヶ月後の1月9日に64歳になる(1944年生まれ)とは思えない軽やかなプレイ♪
…そしてラストのパーシー、何回「Lonely Lonely…」言うねん!!!
(笑)
パーシーも、この夢のような素晴らしいライウ゛が終わってしまうのを惜しんでいるみたい。
2世のドラム乱打でついに全ての演奏が終わり、皆で3回目のお辞儀。
スクリーンいっぱいに「LED ZEPPELIN」のロゴ。
…このビデオを見ていて、これが何回目の「背筋ゾクッ!!!」なのか、もうわからない(笑)。
ステージを去るメンバーは全員満面の笑顔だけど、ジェイソンは涙目。
この後彼は、ブック・レットに寄せられたコメントのとおり、控え室で泣き崩れたそうな。
…LED ZEPPELINを超えられるのは、LED ZEPPELINだけ。
息子ジェイソンの身体に降りてきたボンゾの魂が、それを証明してくれた。
伝説の彼らをO2アリーナに引き合わせ、奇跡を起こしてくれた天国のアーメットに、感謝、感謝、大感謝!!!!!!!!!