夕映えに、身も沈み、はらはらと、ぼんやり、溶けゆくような…………
星空に、その身さえ…星ぼしと合わさり、委ねてるかのような…………
海原に、すべてが許され、いだかれてゆくかのような…………
静やかなる風に、撫でられながら、包み流してゆくかのような…………
そんな、、たおやかなる空間を、感じた事があるかと思います…………
そんな、時…………は、あなたと、あなた自身と、が、一体になって
いて、、
ふんわり、ふんわり、真綿空間に佇んでいるとき
自然に、あなたから、周りへ…………
まったり、まろやか空間にいざなわれてゆきます…………
しだいに、ふわふわ雲の上で休んでいるかのように
気持ちがふわふわよくなってきて、、
しまいには、すやすや安心して
母親にいだかれ眠る赤子のように、眠り込んでしまいます…………
あなたが、何にも考えないで…………赤子のように、安息のなかで
母体の腕のなかで
無条件に安心して身を預け、休んでいる瞬間は
愛…………そのもの…………だったでしょう…………
それが、あなた本来たる美しき御姿です…………
みなが、自然に、足をとめ、手をとめ、
その赤子の寝顔に
吸引されながら、、
皆が皆…………暗黙のなかで
笑みさえこぼれだし、、無言たるさなかで
見えなき何か温かい風が
しだいに、ふんわり、あたりを
いろどります…………
もう、すでに、
そのあなたを
オモイダシタでしょうか…………
本当は、すでに、はじめから
どこかでは
すべて…………知っていたでしょう…………