晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

祝 <普天間>問題先送り決定! 宮内庁と外務省との<反政府戦略>に負けるべからず!

2009-12-16 03:55:40 | 政治と社会
「普天間基地の<移転先を決めない>事の決定」に大いなる拍手を送りたい。


正直に白状すると、鳩山首相は結局<辺古野>移設を履行する決定を下すのではないか、とやや不安だった。

それというのも、岡田外相や、北澤防衛相などの、余りの<後退ぶり>に、ややもすれば民主党内部でも、既に何らかの(旧政権に回帰する)決定がなされているのでは、と言う雰囲気を感じてかけていたからだ。

自民党旧政権の面々を始めとして、日本国中の全マスコミ、及びアメリカ軍事官僚、共々すべてが回り中で<ギャーギャー>騒ぎたて、アメリカ合衆国日本州の<人質政府>のごとき現政権が、どこまで事の本質を外さずに<抵抗>し続けられるか、やや心配であった。


世界中のいかなる場所にも、<町のど真ん中>に外国軍駐留基地を置かされている所など、無い。

旧自民党政権と、霞ヶ関官僚どもは、何時までも留まって欲しくて<大盤振る舞い>を続け、従ってアメリカ側も、<駐留軍意識>が抜けず、<占領軍>としてしか振る舞えない状態を造り上げ、60年間延々とその異常事態を継続させて来た。
(これ程までの<超>マゾぶりは、石破センセのお顔をみれば一目瞭然!)


もう、充分でしょう。


<米軍基地>を、必要最低限に縮小して、日本から出て行ってもらいましょうよ。

既に米軍自体が、<グアム>に再編する事を決めている訳だし。
一日も早く<移設先>を決めなくてはならない状況など、ドッコにも無い。


<政府と政府の約束>!

そう、今は亡き<自民公明政府>と、<ブッシュ政権下のアメリカ政府>との約束は、そのどちらの当事者も、既にいない。

両国とも<新政権>となり、それまでの懸案を<再検討>するのは、当たり前。

(もうこの理屈も書き飽きた)


鳩山サン、どうかゆっくりと考えて、どのように<日米地位協定>を改められるかを、考えて下さい。
沖縄県民も、今まで待たされたのですから、あと少し待つ事など、決していとわないでしょう。
基地が出て行くのであれば、



それにしても、自民・霞ヶ関・マスコミ連合軍の抵抗の激しい事。

まあ、当然と言えば当然でしょうがね。

今回の<天皇陛下>の問題こそ、<霞ヶ関>が打ち出した、起死回生の一手に違いない。


中国側が、<国家主席クラス>の来日を伝えて来たのが今年1月、だったとか。

その時点で、外務省は<陛下との会見>が想定された筈。

そして、具体的に<習副主席>の名前を伝えて来たのが、10月であったとか。

そこから、外務省と宮内庁との間で、スケジュール調整等の事務官レベルでの擦り合わせが行われていたはず、だとか。

その際、副主席が<陛下>との会見を望んでいる、いう希望も合わせて伝えられた、とか。

単に<最終日程>がなかなか決まらなかっただけで、本来であれば、すでに両者(外務・宮内)の擦り合わせは済んでいて、考え得る各種日程案にそれぞれ対処出来るようになっていた筈、だったとか。

1ヶ月を切っても、それ以前に<会見>は想定されていて、幾つかの<対策>を立てて、会見に備えているべき筈、だったとか。



つまり、両者は<分かっていた上で>、今回のドタバタを演出したか。


だって、そのような<下準備>をする事こそが<外務官僚>の存在理由であって、外務省側の折衝に協力するのが、<宮内庁官僚>の存在理由ではないですか。

<偏差値>の高いオツムの良い<外務官僚>が、そのような<下準備>をしていない筈が無い。

宮内庁長官も、一旦は政府の要望を受け入れていながら、あとになって敢えて<特例記者会見>を開いて、政府批判を行った以上、全て<反政府活動>としか受け取れないでは無いか。

それも、当の<習副主席>滞在中に大騒ぎ起こす、そのタイミングが、<確信犯>としか考えられない。


そのような<ミエミエ>の背景に全く気が付かずに、まるで鬼の首を取ったかの如くに<反政府キャンペーン>を張りまくるマスコミの方も、同じ穴の狢である。

さらに、それに輪をかけて<ハシャギ回る>自民党残存勢力。


これが、彼等の<天皇の政治利用>でなくて、なんであろうか。


<天皇陛下の政治利用と責め立てる事で、自らの利益の為に、天皇陛下を政治利用している>、全く驚くべき高度な戦術は、一体どちら側が考えついたのだろうか。

自民党のセンセイ方に、そこまでの<高度な>戦略を組み立てる頭は、無いであろう、と推察出来る。

ましてや、マスコミ主導とも、考えにくい。

ここはやはり<霞ヶ関>の、恐るべき<自己保身>の為の<サボタージュ>と受け止めるのが、妥当であると思われる。


未来永劫に渡って続く、と信じていた<官僚>による国政の私物化、が危うくなって来た。
<渡り>も禁止されそうだし、溜め込んで来た<余剰金>も吐き出さされそうだし。

自民党も、一切の<利権>に絡む筋を断ち切られようとしている。

マスコミも、<記者クラブ>制度の撤廃を謳う民主党は、親の敵より憎いらしい。


そこで、官僚主導での<反政府>戦略は、案の定<判断力の低い層>の国民達の間に、猛烈な雑音を起こさせる事に成功した訳だ。


霞ヶ関官僚、恐るべし!


ただ、そのある種<逆風>の中で、鳩山首相が<普天間移設>の決定を<先送り>する決定を下されたことは、ご同慶の至りであります。


期待してますから、本当にやって下さいよ。

真の<対等な>日米関係の確立。

官僚の<公僕>である事の意識の徹底とシステムの確立。

明治維新に次ぐ、真の日本改革を。

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