根津から上野、谷中めぐり
長明寺は慶長14年(1609年)で、数多い谷中の寺院の中でも古いお寺の一つです。徳川家康の家臣であった志村八兵衛尉が、関ヶ原の
合戦で亡くなった配下の兵士の菩提を弔うために建立したと伝えられます。この辺りは、かつて「蛍沢」と呼ばれ、ホタルの名所としても知ら
れていました。境内には天和2年(1682年)に奉納された台東区指定文化財の鐘や人力車発明記念碑などがあります。
また、本堂の前には枝垂桜があり、春には見事な花を咲かせます。
日暮里駅と千駄木駅の間にある下町情緒あふれる商店街。全長170mほどの通りには、飲食店やスイーツの店、雑貨店など約70店舗の小
ぢんまりとした商店が軒を連ねる。商店街入口にある36段の階段は「夕やけだんだん」とよばれる夕日のベストスポット。
よみせ通り商栄会とは、文京区千駄木と台東区谷中の間にある商店街のこと。日暮里駅からは、谷中ぎんざ商店街を進んだ先でぶつかります。
昔ながらのお店が軒を連ねており、下町のようなノスタルジックな雰囲気が魅力のスポット。車も通りますが、道路の幅が広めなので、歩きやすい
商店街です。
(長明寺~よみせ通り : 東京都台東区 2013.06.04 撮影)