キャンピングカー  ビークル blog

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電気のはなし~バッテリーについて  その1~

2010年09月24日 | 製作のあれこれ
こんにちは。製作スタッフのVITALITYです。

前回の記事で、キャンピングカーを造り、送り出す側の気持ちを
少し書かせていただいたのですが、それをご覧になったオーナー様より
ありがたいメッセージを頂きました。

「大切に付き合っております」

なんて素敵な言葉、響きなんでしょう…
家族の一員として、たっぷりの愛情を注がれて、たくさんの思い出を作って…
そしてその思い出がご家族の宝物として、何年、何十年と語り継がれていく…

その大切なお車の製作に関わることができて本当に幸せです。
この場をかりて心から感謝申し上げます。
そして私も、もっともっと腕を磨いて皆さんのキャンピングカーライフを
サポートできるよう頑張りたいと思います!!


さて今回は、バッテリー(メインバッテリー、エンジン始動用)について
考えてみたいと思います。



そもそもバッテリーは、車を動かすのに大変重要なパーツの一つですが、
搭載されている場所が助手席の下ということもあり、日頃から開閉して点検
することなど、あまりされていない方も多いのではないでしょうか?

それに、正直よく分からない部分もたくさんありますので、
やはり専門の業者さんに任せたほうが安心、という方も実際は多いようです。

特にこの時期はバッテリーに関係するトラブルも多くなりますので…
事前の予防策も大事です。


そこでバッテリーの仕組みを簡単に説明していきますのでよろしければ参考に
して下さい。

バッテリーには乾電池のような使いきりの1次電池と繰り返し充電して使える
2次電池があります。

車のバッテリーは鉛と電解液(希硫酸)の化学反応によって電気を取り出したり(放電)、
蓄えたり(充電)でき、これを繰り返し行えるので2次電池となります。

また、電気が取り出される(放電)と、電解液(希硫酸)は水に近くなり、
逆に外部から充電されると、電解液に硫酸が戻り希硫酸となります。

そしてさらに充電が進むと、電解液の中の水が電気分解を起こしガスが発生する
というわけです。(この電気分解がバッテリー液の減っていく原因の一つです。)


上の図のように、バッテリーは6つの電槽(セル)からなっており、
1つが約2.1Vで、直列につないで12Vになるようになっています。

それぞれに極板群と電解液(希硫酸)が入っており、電解液は
最高液面ラインと最低液面ラインの間で使うことになっています。

なぜかというと、極端に液が少ないと極板が露出して空気に触れて
劣化してしまい、逆に多すぎると液が液口栓の排気孔から漏れて
周りを傷めてしまうからです。
(希硫酸は劇薬なので衣服につくと穴があいてしまいますので注意!!)

う~ん、だんだん頭が痛くなってきたぞ(笑)…この続きはまたの機会で…
もっと絵(図)が上手く描けたらな~と思う今日この頃でした…。



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