アバウトな原材料表記

いつものスーパーのお惣菜売り場に「五種類のキノコ入り豆腐ハンバーグ」というものを見つけた。見たことのない商品なので新商品らしい。で、これがまた美味しそうなもので、100%豆腐ハンバーグならベジでも食べられる。

でもね、前から気になっていたことですが、スーパーとかお惣菜の原材料表記ってアバウトじゃないですか。この気になる商品もやはりアバウトで、たった一行こう書いてありました。



（原料の一部に小麦が使用されてます）



………(;￣ー￣)





今時アレルギー表記の厳しいご時勢になんとも立派なまでにアバウト、世の消費者はこんなので許していていいのか？

まず、キノコが五種類は入っているのは確定、豆腐ハンバーグなのだから豆腐も確定、小麦粉はそりゃ使うだろう。問題はハンバーグ、のニュアンスだ。普通に考えればひき肉入り、加えて卵つなぎだ。ベジにはかなりリスキーな商品。

しかし、原材料表記は（アレルゲン表記のつもりか？）小麦のみ。


(○￣ ～ ￣○;)ウーン…アバウト



で、イライラしてきたので、店員をつかまえて製造責任者を呼んでもらった。

やがてやって来た責任者の説明によると、肉、卵ともほんのちょっとは使っているとのこと。「ほ～～～んのちょっとですよ？　(^o^)ゞ」などと妙に明るく、かつ、少量である事を強調する。よくよく話を聞くと、スーパー業界の取り決めだかなんだかで、数％以下くらいの使用量の少ないものについては表記の必要がないというガイドラインにそったものだ、とのこと。

でもこれって、アレルギーのある人にとってはかなり危険な気がしますがどうなのでしょうか。アレルギーのある人は、そもそもスーパーのお惣菜は買わないのかもしれません。でも不便ですよねぇ。

キッチリ表記しても、同じ場所で製造した他の食品の使用食材が混入すると、責任が取れないというのもあるのだと思いますが、めんどくさいようでも正確に原材料の表記をすべきだと思うのです。サービス業なんですから。


予想通り、というか期待を裏切られ、もちろん買わないで帰りましたが、よく考えてみると、肉も卵もちょっとしか使わないで出来る商品なら、いっそ入れなきゃいいのにさ！　と思いムカッとしました。

(＃｀皿´)　ムキーーーー!

なんでもかんでも肉入れんなよな～。肉なんて入ってなくても美味しいってことに早く気が付けよな～。

ていうか最近は、そもそも肉が入ってない方が絶対美味いって思ってるけどね。