野菜の食卓〝vegefull〟スタイル

野菜を楽しむ大人の生活。  日々の暮らしの中で野菜の旬を楽しみ、野菜の食卓を囲みます。

猛暑はゴーヤで乗り切ろう

2008-08-09 | 野菜のお料理ー夏

野菜の食卓

「暑いですね。」の挨拶が定番になってしまいました。猛暑続きの日々、無意識のうちにゴーヤを手に取っています。南国育ちの健康野菜。ゴーヤの苦味は今注目の活性酸素を抑制してがんや動脈硬化の予防したりや食欲増進に効果があります。ビタミンCも豊富で夏の強い日差しから皮膚を内側から守ったり、カリウムやカルシウムマグネシウムなどのミネラルが豊富で、暑さで消耗した体を回復させる効果があります。暑さ厳しい今頃はゴーヤで乗り切りたいです。

≪ゴーヤの炒り煮≫

ゴーヤを大きめに切り、ゆでた豚肉と一緒に黒砂糖や酢、みりんなどで煮詰めて作ります。ゴーヤの苦味と繊維が豚肉のうま味や黒砂糖の甘ずっぱさなどいろいろな味が絡み、味わい深いおいしさになりました。ビールとの相性抜群。ご飯もすすみます。冷蔵庫で4,5日日持ちします。以前にご紹介したゴーヤの佃煮http://blog.goo.ne.jp/vegefull/m/200609の応用編です。写真はみょうがのせん切りを添えてますが、下の写真のように白髪ねぎをたっぷりからめていただいてもさらにおいしくなります。



≪作り方≫
①ゴーヤは縦割りにして種と綿を取り、長さ5㎝、幅1.5㎝の短冊切りにする。豚ロースは3㎝四方に切る。
②フライパンに少量のサラダ油(分量外)を入れ、豚肉を両面色よく焼きつけ、酒、水を加えて、煮立てアクを取り、しょうがを加えて火を弱めふたをして10分煮込む。
③②に①のゴーヤを加え、Aの調味料を加えて弱火で煮汁がなくなるまで(約30分)煮詰める。
④器に盛りみょうがのせん切りを散らす。

≪材料≫4人分
・ゴーヤ            大2本(約500g)   A ・黒砂糖(粉タイプ)  大さじ3
・みょうがのせ切りor白髪ねぎ    適宜       ・しょうゆ  大さじ3
・豚ロース肉(とんかつ用)    1枚(120g)     ・みりん  大さじ2
・酒                 大さじ4          ・酢     大さじ3
・水                 カップ1.1/2
・しょうが(スライス)       1/2片


 


≪ゴーヤとセロリのタイ風サラダ≫
苦味の少ない薄い色のゴーヤはセロリ、紫玉ねぎ、焼いたエリンギなどと一緒にサラダに。ナンプラーやレモンで作るタイ風のドレッシングとよく合います。

ゴーヤの苦味をおいしくいただくために、うま味成分を持っているものと一緒に調理するといいようです。たとえばカツオの削り節、シラス、シイタケ、昆布、豚肉など、調味料は黒砂糖、酢、梅干し,レモン汁などを加えると苦味が進化したおいしさになります。
この夏ゴーヤをおいしく食べて元気に過ごしましょう。