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野菜ソムリエPro. AndyのBlog

「奈良・吉野」の玄関口を中心に活動する、野菜ソムリエPro.&果物ソムリエのベジフルライフをつづっています。

おおいわ歴史ウォークと里山体験

2025年03月24日 22時16分52秒 | おおいわ結の里
「大淀町大岩」。
おおよどチャレンジ体験農業塾、大岩農産物直売所などなど、野菜ソムリエ活動でお世話になって、もうすぐ7年。

人口40人あまり(2024年6月現在)の里山ですが、
実は6~7世紀から歴史があり、
吉野地方と大和平野(藤原京)との交易もあった里山なのです。

そんな里山で2月16日(日)「NPO法人おおいわ結の里」主催「おおいわ歴史ウォークと里山体験」が行われました。

大淀町学芸員である松田さんのゆったりと分かりやすい解説に耳を傾けながら、今回、そうした歴史について学ぶことが出来ました。


まず向かったのは、「大岩大日堂」。
1697年(元禄10年)の再興記録がある、“大淀町最古”の建造物。
本尊は「大日如来坐像」で、こちらは平安後期に造られたといわれています。
今回は特別に公開され、貴重なお姿に接する事が出来ました。
夏の日照りが続く干ばつのとき、大日さんにお願いすれば、雨を降らせてくれるといわれ、大日堂の前で雨乞い行事が行われたと伝えられています。


また、その隣にある「大岩3号墳」についてもご覧頂きました。
(この後に向かう「石神古墳」の北で出土した石棺を移築したものです。)


次に向かったのが「大岩神社」。
鎌倉・室町時代にさかのぼる神像群(合計6体)がまつられており、明治の初めまで「八大龍王」と呼ばれていました。



鳥居、狛犬、絵馬、遥拝所、ヘイマさん(平馬さん)などについて学びました。


そのあと、「石神古墳(大岩1号墳)」へ。

7世紀中ごろに作られたといわれており、2012(平成24年)には奈良県指定文化財となりました。
吉野郡内最大の巨石古墳で「吉野の石舞台」とも呼ばれています。

「大岩(おおいわ)」の地名の由来は、こちらの古墳に巨石を用いていることからと考えられています。


石神古墳から望む、南の展望は絶景。
あいにくこの日は明け方まで雨が降っていたため、展望はかすんでいましたが、吉野連山がパノラマのように広がります。


こちらは2025年1月の快晴の時に撮影したものです。


そのすぐ北にある、同じく奈良県指定文化財に指定されている
大岩2号墳も見学しました。

そのあと、大岩公民館へ。





大岩神社の神像群(男女1対で3組6体)と木札(1549年)、
大岩大日堂の鬼瓦(1680年銘)、雨乞いで用いられた鉦(かね)、鰐口(わにぐち)のほか、
民俗写真家の田中眞人さんがまとめて下さった
雨乞いの時に唄われた詞章など雨乞いの方法についてのパネルなどが公開され、
参加者は熱心に見入って下さっていました。


大岩の歴史と文化をたっぷりと堪能したあとは、椎茸の植菌作業を体験しました。



そしてランチは、芋煮とめはり寿司。



格別でした。

NPO法人おおいわ結の里では、これからも地域の人と地域外の人(都市住民)と共同でこうした歴史や文化を守り、
今回のようなイベントを通してそれらに接する機会を設けていく予定です。

ご一緒させて頂いた皆様。
大淀町学芸員の松田 度さん。
おおいわ結の里の皆様。
ありがとうございました。

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