くさぶえの道

身辺雑記 思い出の記

京都の妹来訪

2015-02-17 19:10:21 | 参加する
久しぶりに京都から妹が会いに来てくれた。我々が転居した際、一度だけ夫婦連れで訪ねてくれたきりだからもう3年近くになる。その時は軽い脳梗塞を患っていながら,海兵の同窓会だけには必ず出席したいと言う夫の我儘に付き合って、こちら方面に出てきたついでだった。今回はもう遠出が適わなくなった夫の介護を娘に託してやっと出てくる決心をしたのだった。ゲスト用の宿泊部屋を予約して早速弟と末の妹に声をかけたところ、娘を連れて弟夫婦と妹が集まった。都合で末の妹は一日ずれたので全員一緒とはならなかったが、初日は女三人遅くまで溜まっていた四方山話を楽しんだ。82歳と言う年齢なのに、病人がいるので車の運転はずっと続けているし、合間には年とってから始めたピアノのレッスンやパソコンの教室通いを続けている事など、大したものだと嬉しく思った。 

翌日弟家族とゲストルームで昼食を共にして歓談、写真を撮りあったりした。最近は足の具合が悪くなっている身で、手のかかる夫の看護にどんなにか疲れていることかと皆心配していたが、その割には元気そうだったし、年齢より10歳以上若く見えるのは以前と同じだと一同一安心した。

たったのひと晩泊まりと言う慌ただしさの上に、携帯で度々娘に様子を訊いては、特別問題ないとわかっていても、やはり家が心配だからと夕方にもならないうちに帰って行った。

帰宅後にすぐ電話をくれたが、いつもは妹が少しでも家を空けると、何かしら騒動を起こす病人が、傍についていた娘に向かって「お母さんは今お使いに行っているだけだから」と逆に慰めてくれたのだそうだ。これには大笑いして「万事産むが安し」だったねと喜び合った。
コメント
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