レッスンを受けていて、気づかされることが多い。
昨日はフィンガリング。ボロディンカルテット2番の1楽章を見ていただいた。
冒頭、Fis ⇒ A は ③→ ③
A線 Cis⇒ Fis は 1 ⇒ 3 が いいのだそうだ。
1⇒4のほうが移動がすくないが、音色は3のほうが響きがよい。
またH Cis D Cis (シードレド)は 1 3 4 3 ではなく、1 2 3 2 。
「343でDをしっかり出せる自信がない」by先生。
やってみると確かに、232のほうがはっきりでる。
そういえば、「自分の小指を全く信じてないのよね~、だから3」とか「4ではビブラートがうまく出せないから使わない」 とか先生方はよくおっしゃる。
どの指も信じてない、まずは音程だろ、というアマチュアの切なさ。
「このフィンガリングのほうが音楽的♪」と言えるようになる日はいつ来るのか。