と嘆いてしまったのは例によってCNETに好評(?)連載中の大きなお友達ことはてな代表取締役な近藤氏のブログのこのエントリ。
江島氏も以前跳箱にビジョナリーカンパニー読んだか?って聞いてきたなぁ。10年も前に読んだもんだからほとんど覚えてなくて本棚ひっくり返して読み返してひっくり返ったんだよな。あれ。(あのころカネあんまり持って無かったはずなのになんで買っちゃったんだろ?飲み代の足しにしたほうがよかっただろうに...。>自分)
ちなみに、クリステンセンが言っているのは市場が従前の状況と比べて非連続な状態に変化したとき、従前の市場に最適化されすぎた企業は対応できない、って話なんで、好意的に捉えるなら近藤氏は誤読しているんでないかと。
つまり言い換えついでに言い切ってしまう(はい、ここ、突っ込みどころだよ!)と市場の変化に対する会社の対応力の話なので、大きなお友達な近藤氏の経営している会社の中で従来やってた仕事と違ったことをやってみるかどうか、それをうまくやれるかどうかとはまるっきり違う話だろーと。
てゆうかクリステンセン読んでてそういうことを言っているということは大きなお友達な近藤氏が経営しているはてなという会社は市場に対応できてないってことですか?
そうだったら確かに大変なことです。クリステンセンでも何でも読んで頑張ってください。
ところで、合宿の件、近藤氏がどこで仕事をしようが知ったこっちゃないです。てゆうより跳箱は根本的に仕事キライなのでどこにいっても仕事しないこと請け合いです。
さらに話変わって、どうでもいいことですがちょっとしたツッコミで萎えるようなアイディアはどうせたいしたアイディアじゃなかったんでしょう。可能性の芽なんてどこにでもころがっていますし、今この瞬間にだれかが思いついたスゲーコトなんて世界中で同時に1000人は思いついているはずです。
要は、実現するまでのプロセスをいかにしてクリアし、単なる思いつきをビジネスプランにまとめ、周囲を説得し、実行できる環境を整えて、実行し、成果を挙げていく力があるか?です。(ちなみにこのプロセスに強ければ市場に一番乗りしないでも勝てたりします)
ありきたりの否定的意見ごときすら乗り越えられないアイディアにどの程度の事業性があるのか、大きなお友達な近藤氏の言い分が正しいかどうかは、はてなが上場までたどり着けるかどうか(世俗的ではあるけど、他人資本を入れた会社である以上、評価尺度はそこでしょ)を生暖かく見守ることで確認したいところです。
はてなが上場できたときは近藤氏の言い分は正しかったんだなぁ、と思いますし倒産なりなんなりした場合は間違ってたんだなぁと思うことにします。
P.S.
ほんとにどうでもいいけど、CNETで書き物している人ってクリステンセンのファン多くね?なんか感染しちゃうわけ?
江島氏も以前跳箱にビジョナリーカンパニー読んだか?って聞いてきたなぁ。10年も前に読んだもんだからほとんど覚えてなくて本棚ひっくり返して読み返してひっくり返ったんだよな。あれ。(あのころカネあんまり持って無かったはずなのになんで買っちゃったんだろ?飲み代の足しにしたほうがよかっただろうに...。>自分)
ちなみに、クリステンセンが言っているのは市場が従前の状況と比べて非連続な状態に変化したとき、従前の市場に最適化されすぎた企業は対応できない、って話なんで、好意的に捉えるなら近藤氏は誤読しているんでないかと。
つまり言い換えついでに言い切ってしまう(はい、ここ、突っ込みどころだよ!)と市場の変化に対する会社の対応力の話なので、大きなお友達な近藤氏の経営している会社の中で従来やってた仕事と違ったことをやってみるかどうか、それをうまくやれるかどうかとはまるっきり違う話だろーと。
てゆうかクリステンセン読んでてそういうことを言っているということは大きなお友達な近藤氏が経営しているはてなという会社は市場に対応できてないってことですか?
そうだったら確かに大変なことです。クリステンセンでも何でも読んで頑張ってください。
ところで、合宿の件、近藤氏がどこで仕事をしようが知ったこっちゃないです。てゆうより跳箱は根本的に仕事キライなのでどこにいっても仕事しないこと請け合いです。
さらに話変わって、どうでもいいことですがちょっとしたツッコミで萎えるようなアイディアはどうせたいしたアイディアじゃなかったんでしょう。可能性の芽なんてどこにでもころがっていますし、今この瞬間にだれかが思いついたスゲーコトなんて世界中で同時に1000人は思いついているはずです。
要は、実現するまでのプロセスをいかにしてクリアし、単なる思いつきをビジネスプランにまとめ、周囲を説得し、実行できる環境を整えて、実行し、成果を挙げていく力があるか?です。(ちなみにこのプロセスに強ければ市場に一番乗りしないでも勝てたりします)
ありきたりの否定的意見ごときすら乗り越えられないアイディアにどの程度の事業性があるのか、大きなお友達な近藤氏の言い分が正しいかどうかは、はてなが上場までたどり着けるかどうか(世俗的ではあるけど、他人資本を入れた会社である以上、評価尺度はそこでしょ)を生暖かく見守ることで確認したいところです。
はてなが上場できたときは近藤氏の言い分は正しかったんだなぁ、と思いますし倒産なりなんなりした場合は間違ってたんだなぁと思うことにします。
P.S.
ほんとにどうでもいいけど、CNETで書き物している人ってクリステンセンのファン多くね?なんか感染しちゃうわけ?
私はクリステンセンの理論に、競馬の穴狙いのような楽しみを感じております。
期待値が上がるかどうかは別として、ひょっとして万馬券かも♪、という幸せ感がたまりません。
経営者とかの人はよくこう言うのを聞きますが、しょっちゅう企画を聞いたりする立場の人はそう実感するんでしょうか?
そうでない人にはいまいち根拠が良く分かりません。
ええ、それはもうすごい勢いで似たような企画が出るわ出るわ。たまにオチまで一緒のやつまで見かけます。人間、そんなに変わった事は考えられるもんじゃないんだなぁと、ある意味感心します。
もひとつおまけに書いとくと、シンクロニシティとでもいうんですかね、似たようなのがどばっと団体さんでおんなじ様なタイミングでやってくるですよ。
この現象はまじめに統計とって見ようかと。はい。
本命流しも抑えてヘッジしないんすか?
そもそも、たとえ誤用していなくても、大企業にとってのアンチパターンであるイノベーションのジレンマを、ベンチャーが自身の成功戦略として語るのは間違いじゃないかと。
はてながつまづく可能性があるのはアイデアと言うより、大きな非連続な開発が必要になる時だと思います。
はてなは、コモディティ(オープンソース)化したもので、自分自身や他の人の考えたアイデアを実装していますが、非公開な技術で難易度が高いソフトウェア技術が必要になったときそれを作れるのだろうかと疑問に思います。
Web 2.0の世界は実装が比較的易しいものが多いですが、その後は規模と言うより理論的に難しい技術が必要になってくるように思ます。
でも、3年程で上場できれば優秀な技術者を雇えて何とかなるのだと思います。
それはさておき、役所の堺氏のお話もそうだけど、そこら中で、うんうんだからこうじゃなくちゃ、というとこまでは諺のごとく、そこらで同時多発的にあるもんであって、そっから次元を増やしても成立しうる画を描いて立体にしうるかどうか、が問われるんでしょう、というのでしたら同意。おいらはもうルー○ック・キューブ全面揃えられないよー。
同時多発的に出るかどうかは環境依存とも思うけども。
何年も何件も被ったりしてると、へこむ反面、変な自信みたいなもんが出てくるから厄介。これヤバイっしょ。
投資(競馬と呼称される投機含む)されないですか、残念です。企画に対する期待売上というかこれからはじめる事業の利回り予測ってほとんど不可能だと思います。限界市場規模予測とかいろいろやってみてますがホボあたらねぇーです。マクロ予測の方が百倍簡単です、こまってます。なれましたけど。
個別企画(というか事業)の初期段階は経済学じゃなくて心理学だよなぁ、とも。
ブログ拝見しましたですよ。面白いです、その通りです。クリステンセンのロジックはある意味スケーラブルに活用できるので話の粒度に気をつけないと訳わからんことになってしまいます。そういうことかと。(それだけ優秀なロジックともいうんですが...。)
今のやり方でカネが儲かる仕組みが作れればそれでいいわけで、そんな気配がまるっきりしてこないところがイタい感じするわけではないかと。
ここから先は理屈が難しい技術が必要になる可能性大とのご意見についてはもろ手を挙げて賛成。とはいえ、体力勝負な事業も決して絶滅することは無いだろうとも思います。問題を解決するために従来無い解法を提示してそれが社会的に受け入れられて経済的に持続可能ならいいわけなんだもの。