Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

似て異なる彼岸花

2013-03-16 21:36:40 | 植物
アスファルトに映し出された影を見て『 なにかに似ている… 』と思考を巡らす。


             




                        … 思い出したぞ!! 彼岸花!!

およよ~ こんな所に 彼岸花 ( 曼珠沙華 ) が咲いておるぞよ~


そして、アスファルトに映った影の正体は…

         電柱と電線



以前にも 『 別のモノ 』 を見て、彼岸花だと思ったことがあった。

夜、車を走らせていると道路脇で舗装工事をしていた。
昼間に工事をしていたのだろう。
夜の工事現場には誰もおらず囲いがされ、ここが『 工事現場 』だと分かるようにライン状に伸びた赤い電球が囲いに巻かれ点滅していた。
闇夜に赤いライトが集団で所々時間差で点滅をしている。
その赤い光を見て『 まるで…夜に浮かんだ彼岸花みたいだ 』 と思った。


『 モノとは見方により幾重にもナンとでもみえるものなのだ 』




【 曼珠沙華 ( 彼岸花 )】

秋の彼岸頃に咲くことが多いことから( 彼岸花 )と呼ばれる。
彼岸花は山や野で集団で咲くことが多い。
別名では ( 死人花 ・ 地獄花 ・ 幽霊花 ) などと言われることがあり、忌み嫌う人も多いが
( 赤い花 ・ 天上の花 )などとも呼ばれ、めでたい兆しと言われることもある。
一般的には赤い花が主流だが、白い花もある。

赤い彼岸花も好きだが、白い彼岸花はとても妖艶な色気を感じさせるっすな~。


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独眼竜 ライフ (11) 喧嘩で負傷

2013-03-15 22:38:37 | 独眼竜 ライフ
先日
右足が腫れたライフを病院へ連れて行き、腫れをひかせるために注射を打ってもらった。
注射が威力を発揮してくれたのか、徐々にではあったが確実に腫れはひいていた。

これで一安心だ  もしかしたら爪抜手術はしなくていいかもしれない。

と安心していたのも束の間…。


昨夜
すごい勢いで家へと飛び込んできた。 ソワソワして落ち着かない様子。 どうやら他の猫さんと喧嘩をしてきたもよう。

よく見ると、床にはライフが歩いた後にはが!!

治りかけていた右足の爪から出血している。

左足の爪( 一部 )からも出血。 耳に引っ掻き傷。

お腹には引っ掻き傷。 首には引っ掻き傷と噛まれたような跡。 毛が抜け所々血が滲みハゲができている。

治りかけていた両手の肉球( 一部 )からはまた肉が剥がれ出血。


なんということじゃっ!!  治りかけていたのに… 悪化してるがな…。

とりあえず
興奮するライフをなんとか落ち着かせ、嫌がる傷を手当てする。


そして…今日

昨夜の悪夢再到来!!

またも他の猫さんと喧嘩をしてきたようで、昨日と全く同じ

昨日の傷が落ち着いていないので更に傷が悪化し、新しい傷ができとる。

治るかと少し安心していた右足爪に関しては、素人目から見ても非常にヤバい状態のように感じた。

爪は黒く変色しているので壊死している確率が高い。 それよりも爪を抱えている指の肉が傷つけられかなりの損傷 ( 出血 + 指のお肉が大変なことに…


手術をせず、自然治癒で治るには限界かもしれない…。
爪抜手術は麻酔が切れた後、すさまじい激痛を伴うらしい。 人間でいえば、指を切断されたようなものだとか。
できることならそんな思いをライフにはさせたくない。


もうひとつ気がかりなのは 【 猫エイズ 】だ。

猫同士の喧嘩の傷がもとで感染する。 我が家のジャロ ( ♂猫 )も喧嘩で感染した。

感染予防の注射もなければ、一度感染すれば治らない。 感染しても発症しなければいいが、発症すれば苦しみながら死を迎えることになってしまう。

だからといって、外の楽しさを知ってしまったのに外に出さず自由を奪うということは、あまりに酷なこと。



今はとにかく傷を癒し・治し、元気に今を生きてくれたらと願うばかりだ。


ねぇちゃんの 猫さんたちへの心配と不安・葛藤は続くっすよ


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複製準備 ( 手法思案 )

2013-03-13 19:10:29 | フィギュア
フィギュア制作において表面処理も嫌いだが、最も苦手とするものは複製作業。

『 嫌い 』 と 『 苦手 』 とは全く別物なのだ。


抜き屋に頼めば万事解決するのだが、今まで制作したフィギュア達を考えると

大きさ・パーツ数・キャストの量… ハンパない = 数十万円

そうなるとガレージキット1個あたりの価格が高くなってしまう。  そのお金でシリコン・キャストがいくつ買えることやら

『 複製作業も失敗しても経験のうち、必ず自分の為になる 』と当時兄に言われ今に至る。

だが
シリコンを流しては壁が決壊。数キロのシリコンが一気に流れ出し、その場に居合わせた人間3人がかりで必死に食い止めるも力及ばず…もう誰も止められない…。
大量のシリコンが泡と消えた。
3日かけて型を完成させたのに一度抜いただけで型が破損。使い物にならず型作りからやり直し。しかも、同じ型を3度も作ることに。
キャストを流せば、横・下から漏れていることに気が付かず机や床が大惨事。
フィギュア制作当初は1つの気泡も許せず( 妙なこだわりがあり )、納得いかずに破棄。 時間とキャストの大量消費。
※ 今思うと、機械も使わず素人が気泡ゼロなど無理な話だ

本当に色々な意味で悪戦苦闘しながらの失敗続きだった。

けれど
その失敗があるからこそ試されたものがある。

【 加圧 】と言う手法。

圧力釜 + 空気入れ( 自転車用 )+ 気圧メーター + 子部品 = 加圧装置

兄の指示で材料をそろえ、兄とパパさんで制作。私、見てるだけ。    お手製加圧装置の出来上がり~

兄が以前から所有していた【 真空脱泡器 】と合わせると、なんとも頼もしいやつらよ。

これらのおかげで随分と複製手法の幅が広がった。


今回もパーツの形状によって手法を変える予定。

しかし、かなり悩む

シリコン型は両面か… 一発抜きか…

ゲートはアンダーか… 一発真空か…

更なる気泡を無くすには真空脱泡をかけてから加圧か…( 硬化時間との戦い )

我が複製においての信念には 【 原型には最小限のゲートのみ・気泡を無くすこと 】



けれど
素人個人が出来ることには限界がある。 毎回それらに近づけられるようにと試行錯誤するだけだ。

あぁ~考えるだけで気が滅入るっすな
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独眼竜 ライフ (10) 腫れた右足

2013-03-11 23:44:43 | 独眼竜 ライフ
ライフの右足の傷が治りかけては、また怪我をして血を流しの繰り返しをしていた。

病院から処方された化膿止めをしばらく飲んで治りかけてはいたのだが、昨日から何か様子がおかしい…。

爪がもげてしまっているところが ( ちょびっとだけ爪は残っている ) 少し腫れている様子。

足先に熱を持っているように感じる。  大丈夫だろうか…。



今日
仕事から帰りライフの足の具合を見ると…

アカ~ン!! 爪のもげた指だけがボンボンに腫れとるっっ!!

  ねぇちゃ~ん 足痛い~ 右足で耳カイカイでき~ん

よっしゃっ!! ねぇちゃんに任しとき。 今から病院連れてったる!!


かかりつけの病院までは車で20~30分。 病院が閉まるギリギリの時間なので先に連絡を入れて



病院に到着すると、先生と助手のお姉さんが待っていてくれました。

『 遅い時間にすみません。それと今日は朝からお世話になりました、朝も夜も 』 と。

実は本日、病院へお邪魔するのは2度目。 

朝からはママさんがジャロ ( 我が家の♂黒猫 )を病院へ。 夜は緊急でライフを病院へ。


【 診断結果 】
残っていた爪にバイ菌が入り血の巡りが悪くなり、爪が壊死しかけている可能性が有り。( 確かに以前に比べ爪の色が黒く変色している )
腫れがひいても良くならなければ残っている爪を全摘出手術の必要がある。とのこと


今日は、とりあえず腫れをひかせる為に2週間ほど効果のある化膿止めの強い注射を打ってもらい経過を待つことに。
1週間後に腫れ確認の為、来院する。
この時、手術を行うか決める。 ※ 後ろ足の爪の1本失っても日常生活に支障はないとのことで。


だが、ライフよ…右目を失い、右牙を失い、右後ろ爪まで失ってしまうかもしれない…。


そうならない為にも、とにかく腫れがひくことを願うだけだ。 注射よ! 効いておくれっっ!!

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包むモノにも作品あり

2013-03-10 23:45:10 | フィギュア
本日
シリコン・キャスト共に到着しましたが、まだ出番には早いのでしばし眠っていただくことに…。


今日は次回のワンフェスへ向け色々と考えておりました。

展示台はどうするか?  パッケージはどうするか?  間際でバタつくのだけは避けたいっすからね。

※ 現時点ではワンフェス2013夏の参加申し込みをしたが、参加結果は不明。



◎ 展示台 … 作品が増えてきているのでひな壇に決めた。 

◎ パッケージ … デカい猫は決まっているが、餅鳥はどうしよう。


小物( 原型が小さい )だからといって、小物だからこそ妥協はしたくないのだ!!


  【 彼岸 】には     このパッケージ ( キット )


  【 語兎 】には     このパッケージ ( キット )




確かにコストを抑えてお客さんへ低価格で提供するのも相手のことを思ってのことだとは思うし、その方が有り難い人もいる。

高額なガレージキットなら私もその方がありがたい。

けれど、自分の作品( 小物 )に対しては透明な袋に入れて 『 はい、どうぞ 』 では、なんとも味気ないじゃないか。

中身も大事だが、作品とそれらを包む雰囲気ごと手にしてもらいたいのじゃ~



そういうわけで
【 餅鳥 】 には桐箱なんてのはどうだろうか?と思案中…。

もともと桐箱は 【 語兎 】 に使おうと思っていたが丁度良いサイズがなくて断念。

その他にも( 名入れの枡 )や ( お椀 ) も思案中…。  こりゃ迷いますな~
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