Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

【 猫頭巾計画 】 猫支援の報告 (2)

2014-08-24 19:19:11 | 猫頭巾計画
先月開催された『 ワンダーフェスティバル2014夏 』にて多くの方に作品を購入していただきました。

その 収益の一部を猫頭巾計画として使わせていただきました。



    【 小田原多頭飼育猫崩壊 】

室内で飼っていながら満足のいくご飯も与えず、汚物にまみれ、無責任な飼い主の為に増え続けた77匹の猫達。
猫ボランティアさんがその現状を知り、現場に駆け付けた時には目を背けたくなるような光景がそこにはありました。


悪臭と汚物にまみれ、すでに亡くなっている幼い仔猫もそのまま放置され、室内という密室で監禁された状態で必死に生きていた。
脱水症状の子、栄養失調の子、病気を併発している子…。

飼い主しか人間を知らず、助け出そうとボランティアさんが駆け付けた人間を見ては怯え・震え・警戒し、
箪笥と天井の間とのほんの狭い隙間に何匹もの猫達が重なり合い、身を寄せ合い必死で自分たちを守っていた。


耳は下がったままで上を向くこともなく、皆怯えている。  すべてが恐怖でしかないのです。
エアコンもないその部屋で夏場をどう乗り切ってきたのか。

床に折り重なった布団をめくってみれば幼い仔猫たちの亡骸がありました。 体力のもたなかった成猫も亡くなった状態で発見されました。
助け出された子達も病院へ搬送されましたが、数匹の子は極度の栄養失調と脱水症状、重度の横隔膜ヘルニア、病院の医療のかいなくガリガリの体で亡くなりました。

そしてボランティアさんのブログで目を疑ったのは…
棚を作ってあげようと大きな冷蔵庫を動かした時でした。

   ブログの画像を見た時、なんともいえない思いで胸が苦しくなった



犬猫ボランティア応援ブログさんから抜粋させていただきます

隠れ場所が足りず、こうして重なってまで自分身を隠そうとする子達はこのぎゅうぎゅう詰めの隙間に更に潜り込んで隠れようとしたのです。

ここに上るには、冷蔵庫の上から飛び移るしかありません。
しかし、いっぱい過ぎて飛び乗ることのできなかった子が、おそらく他の子がいてよじ登ることもできず、冷蔵庫の裏に落ちたのです。
冷蔵庫と、冷蔵庫の裏側の壁の隙間は、やはり猫が体をペタンコにしてやっと挟まる幅。
隠れるために飛び込んだとは考えづらい姿で発見されました。

猫は、冷蔵庫の裏側のギリギリの隙間に落ち、挟まった状態でそのまま下の方に落ちていって平らな冷蔵庫面と壁の面で上によじ登ることはできなかった。
冷蔵庫の一番下の部分はモーターが付いていて触ったらアチアチでした。


冷蔵庫の上から棚に飛び乗る距離がありすぎて危険だし、狭い隙間にぎゅうぎゅう詰でかわいそうだから、冷蔵庫を動かしてちゃんとした棚を作ってあげようと思った私は、冷蔵庫を動かした瞬間、言葉を失いました。           ( 犬猫ボランティア応援ブログさんより )

      小田原多頭飼育猫の、新ブログは、「犬猫ボランティア応援ブログ」です。
       http://teamodawara.blog.fc2.com


飼われていながら満足にご飯も食べられず、撫でられることも甘えることも知らす、愛されることも知らずに今を生きている子達、亡くなった子達。


こちらの 【 小田原多頭飼育猫崩壊 】の支援をされている犬猫ボランティアさん 義援金として送らせていただきました。

    皆さんが購入してくださったお金を使わせていただきました!! ありがとうございました!!

我が家の5匹の猫も面倒みているので、あまり余裕もないのですがゆっくりですが少しずつ頑張っていこうと思います
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独眼竜 ライフ (126) マロンに近づく為の策

2014-08-24 14:41:08 | 独眼竜 ライフ
1階部分の屋根にいる マロンにどうしても近づきたい ライフは
昨日、とんでもない行動に出た。

     ガキんちょはこっちに来るな


昼間、庭からママさんが叫んでいる。


   ママさん : アカン! アカン!! 落ちる!! ライフが落ちるぅ~

なんの騒ぎだ?と思い2階の私の部屋から庭を覗いてみた。


   窓を開けた瞬間 ライフと目が合う。    えっ!?

    お前ドコをのぼっとんじゃい!!!


なんとライフは屋根に立てかけてあったよしず( 高さ3m弱 )の一番上まで爪をかけのぼりきっておった。
のぼりきったはいいが、この後うまい具合に屋根に乗り移れずどうしたものかとあたふたしている様子。  どうしよ


    ひぃぃぃ~坊主が落ちてまう!!!  ママさん 受け止めて

慌てて部屋を飛び出し庭に出た。 ママさんはいつライフが落っこちても良いようにスタンバイ中

屋根に飛び移れなくなったライフが落っこちそうになりながら徐々に下へ降りだした。
ようやく手が届くところまで来たところで二人でライフを支えながら引きずりおろした。

    ぜぇ~ぜぇ~  危なかったぁ~


    アホかお前は 落ちたら危ないんやで!!

    だって~マロンおばちゃんのとこ行きたかったんやもん


ライフなりにどうやったらマロンの所に辿り着けるか考えたのでしょう。
けれど、あの3m近くある( よしず )を登ろうと思いついたのは驚きでした。   

    たまにとんでもない発想を思いつくもんじゃな~
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