メカンダーロボ:第24話 4体合身メカンダーロボ
-あらすじ-
メカンダーロボが破壊されたキングダイヤモンドでは新兵器の開発が進められていた。オズメルの送り込んだスパイによって新兵器開発のことを知ったオズメルは直々に調査に向かった。一方キングダイヤモンドではスパイを仕留めることに成功したが、新兵器開発の情報はコンギスター側に流れたことを懸念し、ミカを新たにメンバーとして加え、早めに訓練を始めていた。その光景を目にしたオズメルは新兵器おそるるに足らずと判断し、コンギスター軍団の総攻撃を開始するのだった。コンギスター進撃の報を受けて、なんとか完成にこぎつけた”新兵器”の発進を命じる敷島博士。新兵器の正体とは4体のパーツから合体するメカンダーロボであった。メカンダーロボの登場に困惑するオズメル。新メンダーロボ対メカ火焔龍との戦いが始まった。ロボでの戦いに慣れないミカを気遣い立ち上がったジミーは激しい攻撃の振動で操縦パネルに打ち付けられ気絶してしまう。操縦を代わった小次郎によって火焔龍を倒し、新メカンダーは見事に甦ったのであった。
-感想-
ついに出ました新メカンダーロボ。とはいえ、見た目は以前と一緒。
もうちょい違ったデザインが見たかったというのがホンネだったりしますが、この当時主役ロボットのデザインを変えて登場させるという意識がないので仕方ないですね~。
それにロボット変えちゃうといままでの映像の流用ができなくなるもんね~。
いわゆる”主役機交代”までは『ザブングル』まで待たなければいけませんね~。
それはさておき今回は作画、演出、脚本の三拍子そろった名エピソードだったと思います。
まぁ終盤の展開を除いては、ですが・・・。
☆今回の見所、つっこみ所☆
見所ですが、新メカンダーロボ!と言いたいんですが・・・・。
それは後ほど別項で!
一番の見所はスパイ捜索のシーン。
グワンダから内密にそのこと知らされた敷島博士はさらに竜介、小次郎、ジミーの順番でメモで伝達していく。
そのバックでは敷島博士と山本長官の「今の状況をアメフトに例えたら」の会話とかぶって、最後の一言をジミーが言いながら銃を構える!
ワタクシのつたない文章ではわかりにくいと思いますが、このシーンがやたらカッコイイ!
バトル以外でカッコイイシーンって久々ですね~。
それから、ジミーが途中で気絶しちゃうもんで、小次郎がかわりに操縦するというレアなシーンが・・・・。
もちろん技の名前も叫んでくれます。
気絶したジミーが「お母さん!」と叫びながら気づいて「オレ何か言ってなかったか?」と小次郎に問うシーンで小次郎がうまくフォローします。
小次郎って見た目はクールなナンバー2なんで、皮肉屋でジミーとは対立しそうなカンジなんですが、実は仲間思いで優しいイイヤツなんですよね。
実際一番チームワークに役に立ってるのはこの人でしょうね。
この人いないとジミーはいつも暴走してるし、竜介はおぼっちゃんで頼りないからすぐ分裂しそう。
お次はつっこみ!
それは新メカンダーの合体システム!およびデザイン
メカンダープレーン1に両腕、メカンダープレーン2には頭部、トライカー1には両足、トライカー3には胴体がそれぞれセットされています。
コイツをタイミングよく発射して合体させると、ぐんぐん大きくなって以前と同じ大きさにもどるというブライガーやバクシンガーを先取りしたようなトンデモシステム。
まぁ、それだけならまだいいんです。
そんな話、ロボットアニメにはよくあることですから、でも問題はデザイン。
どう見てもアオシマの100円プラモ。
ジミーのメカンダー1。両腕がついてます。まともに飛行できるのか心配です。
小次郎のメカンダー2。生首がそのままついてる!!前方が見えるのか心配。
両足のついたトライカー1、ミカが操縦。胴体のついたトライカー3、竜介が操縦。メカンダーロボへは両足からトライカーが収納され乗り込むことになります。
それにしても戦闘機に生首なんてかっこ悪すぎる・・・。
それから、メカンダーロボ内部の竜介とミカ。
お前らもしかして何もしてないのか?
まるでジェットコースターに乗ってるみたいじゃん!
一応、戦闘終了後なんですけどね・・・。
最大につっこみは終盤気絶するジミー。
ええ!カンジでした。新メカンダーロボの初陣にそんな波乱いらんでしょ?
前回も悲劇的な展開だったジミーなんだから、華々しく活躍させてやれよ!
この作品のスタッフはとことんジミーに厳しい人たちですね。
小次郎の叫びには全く違和感がないのは声優さんの実力なんでしょうけど、もしスパロボでこのシーンを再現したら、やっぱりガベさんの代役は置鮎さんがやるんでしょうかね?
ちょっとだけ気になりました。
記事の中でアオシマの¥100プラモの話をしたので参考までに写真をのせておきます。
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