ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

サンプル数一人の話。日記、アニメの感想などを独りよがりに書いてます。

『アリータ:バトル・エンジェル』~戦うヒロインを括目せよ!!~

2019-02-25 21:33:03 | 映画系
本日、『アリータ:バトル・エンジェル』を鑑賞してきました。劇場ではMX4D吹替え版と字幕版が上映されていましたが、MX4Dは腰にくるので字幕版にいたしました。

ちなみにワタクシは原作の『銃夢』は読んでません。なので今回の記事ではここが原作とは違うというような話は一切出てきませんのであしからずご了承くださいませ。

『アリータ:バトル・エンジェル』

日本では2019年2月22日から公開されたアメリカのサイバーパンクアクション映画です。木城ゆきとさんによる日本の漫画『銃夢(がんむ)』を原作に、監督はロバート・ロドリゲスさん、製作には『タイタニック』、『アバター』でメガホンをとったジェームズ・キャメロンさんらが関わっています。上映時間122分。

あらすじ

世界を荒廃させた大戦”没落戦争(ザ・フォール)”から300年。地球最後の空中都市"ザレム"と、ザレムから排出された廃棄物が積み上った"アイアンシティ"に世界は分断されていた。アイアンシティに暮らすサイバー医師のイドは、ある日クズ鉄の山から300年前のサイボーグ少女の頭部を発見する。修復された彼女は過去の記憶を失っており、”アリータ”と名付けられイドのもとで暮らすようになる。そんなある日、町を騒がせる事件にイドが関わっているのではないかと不信に思ったアリータはイドを密かに尾行、そこでイドが犯罪者を狩って治安を守る賞金稼ぎ"ハンター・ウォリアー"である事を知る。そしてイドを襲った賞金首に立ち向かったその時、アリータは自分の中に格闘術"パンツァークンスト"と、かつて月面で戦った兵士としての記憶が眠っているに気づく。そしてこの事件から彼女と彼女に関わる人たちを巻き込んで物語が大きく動いていく!果たして彼女の正体とは?そして彼女に待ちかまえる運命とは!?

感想

とにかくバトルシーンに見応えがありすぎましたね。

設定上肉弾戦中心のバトルシーンはジャッキー・チェンの映画のように作りこまれていましたし、ガシガシ力押しでくる敵達に対して主人公アリータのしなやかでスピーディな身のこなしの対比も小気味よくて何度でも観たいアクションに仕上がっていました。

ホントにパンツァークンストを使って戦うアリータが美しくてかっこいいんですよ~戦うヒロインっていいなぁって思いました。

アクションに限らず”武骨でメカメカしい”敵キャラとアリータの”女性らしいフォルム”の対比のおかげでフルCGで描かれた彼女にワタクシは親近感を持ったし、感情移入もすんなりできました。

最初、アリータのデザインを見た時は「目がデカい!フルCGだと周囲のリアルな俳優たちに馴染んでない」とか思っていたんですがね~。映画が終わるころには「アリータええやん、カワイイやん」って思ってましたからね~。

ところでストーリーなんですが、少し雑な印象でした。122分に結構なエピソードを詰め込んでいるな~と思ったからです。一つ一つがあんまり丁寧じゃなくて”ダイジェスト”を観ているようだったんですよね。

まぁでもアクションやバトルでお腹いっぱいになれる映画ではあるのでそこまでこだわることはないのかも?

映画『アリータ:バトル・エンジェル』日本オリジナル予告【天使降臨】編60秒2月22日(金)劇場公開


予告編観ただけではアリータの目のデカさにどうしも気を取られてしまう!でも映画観たらちゃんと印象が変わるんですからエラいもんです。

それはさておき、映像はすごいですよ。ちゃんとお金かけて作ったらこんなSF世界も違和感なく描けるんです。つくづく感心します。日本でもこんなSF観たいんだけどなぁ~。

「アリータ:バトル・エンジェル」特別映像:メイキング(パフォーマンスキャプチャー編)


ほう、こんな風に作っていたんだ。演技はちゃんと女優さんにしてもらってガワだけフルCGを被せるってことですね。やっぱり人間らしい動きをイチから作るのは大変ですからね。

それはいいのですが、だれか翻訳してください。

映像ばっかり褒めてますが、俳優さんたちの演技も悪くなかったですよ。特に悪役側が。

まずは奇しくも今日、『グリーンブック』で今年のアカデミー助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリさん演じるベクターはなかなかでした。

本作の悪役ベクターは本来小物っぽいんですが、度々黒幕に体を乗っ取られるという変わった役を上手く演じてくれました。それにしても彼はサングラスかけてるだけでも悪役オーラ全開にできるから大したもんです(笑)

それからベクターの手を組むサイバー医師のチレン役ジェニファー・コネリーも謎めいた雰囲気を纏う女性を存在感たっぷりに演じてましたね~。最初チレンを観た時「浅野ゆう子かな?」って思ったんですが、エンドロールでジェニファー・コネリーって気づきました。

日本リーバ LUX SUPER RICH ジェニファー・コネリー 1993 cm


昔は品があって日本人好みの美人さんだったですが、本作では謎のセクシー熟女って感じで全然印象が違いました。すごいもんですね。

銃夢(1)
木城ゆきと
講談社


原作の存在は知っているんですが全然読んでないですね。これを機会に読んでみようかな~?

それはともかく、映画の方は続編を匂わして終わります。今回で原作のすべてを使ってないようですからね。ワタクシは”戦うヒロイン・アリータ”の活躍をもっと観たいのでぜひ続編も作ってほしいもんです。


ということで今回はここまで。次回乞うご期待!

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2 コメント

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CG技術  (もののはじめのiina)
2019-03-08 19:00:18
パフォーマンスキャプチャーを用いたとはいえ、アリータの動きは自然でした。

アバターは人間より大きかったですが、サイボーグは人間と同じサイズですものね。

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コメントありがとうございます (ヴァニラ☆エース)
2019-03-08 20:59:40
もののはじめのiinaさん、コメントありがとうございます。

おっしゃる通りですよね。アリータの目の大きさがなければリアルな人間と見分けがつかないくらいに自然な動きでしたね。


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