Wilhelm-Wilhelm Mk2

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ガブスレイとスピンモールド45

2023-01-10 | Weblog
 レプラカーンが終わり、今はガブスレイに取り組んでいるのですが、初見から36年目にしてこの異質なMSの変形機構を理解することが出来ました(特に足首の行き先)。これを考えたデザイナーの藤田一己氏、天才だな…。いつもなら変形MSの変形機構は塗装とフォルム調整のために捨ててしまうのだが、今回は変形可能なまま完成させたいと思います。
 さてガブスレイは、肩に複数の姿勢制御バーニアがあり、その穴の斜面の赤色がデザイン的にも良いアクセントになっているのだけど、プラモではバーニアはただの円形の浅い凹みでしか表現されておらずく、ここをどうするか悩んでました。いつもの模型店で塗料を買うついでに工具コーナを物色してみたら、折よく「すり鉢状」に掘り下げられる「スピンモールド45」というブレードが売られていたので、少し高かったけど購入しました。ゴッドハンド製なので、現在使っているピンバイスにそのまま挿すことができます。昨年末に発売された新製品のようで「あるようでなかった!」と宣伝されてました。
 早速、深夜に掘ってみたのだけど、切削力は高くそして滑らかで、あっという間に目論見どおりのバーニアらしいモールドを表現することが出来ました。ガブスレイに限らず、すり鉢状の凹みってロボットには結構あるので、このブレードは今後も重宝しそうです。やっぱり道具だな・・いい買い物でした。
左)切削後、右)切削前