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相続税があるのに賽銭税がない

2022-08-31 | Weblog
安部スタッフの田崎スシローが「賽銭も統一教会への献金も同じ寄付行為だ。なにが違う」と方言している。政治評論家・ジャーナリストを名乗るのなら(どちらも胡散臭い肩書だが)「法律上はそうだが、現実的にみてそこには歴然とした差異が存在する」ぐらい述べるべきだ。賽銭も寄付も自発的なものだというが、いったい何をもって自発的というのか。自発が強迫観念にどこまで支配されているのか、が線引きの基準となるだろう。とはいえ強迫観念を数値化するのは難しい。だから前から言っているとおり、賽銭箱も含めてあらゆる宗教的寄付行為には税金をかけるべきだ。宗教施設の土地には固定資産税もかからないのだし。家族から財産を相続するときに相続税や雑徭税がかかるのに、赤の他人から金をもらうときは無税というのはおかしすぎる。宗教団体に金が集まるから力をもつ。その力を政治が利用する、宗教も政治を利用する。世界中で歴史的に繰り返してきたことだが、そろそろ清算してもいい時代だろう。