Wilhelm-Wilhelm Mk2

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細胞錬金術

2014-03-10 | Weblog
STAP終結:「捏造確定」ということで終了の模様。ちょっとこれは言い訳できないレベルの捏造だ。こんなのばれないと思ったのかなあ。これから日本人研究者に対する風当たりは強くなるだろうな。データも機器の電子ログと一緒に提出しろとか言われるかもしれない。普通にやっている研究者にとっては手間が増えて迷惑どころの話じゃなくなる。

・リケジョ:今回の事件の唯一の救いは「リケジョ」というふざけた言葉を葬りさってくれそうなことだ。
・白衣:あたりまえだが白衣は薬品耐性だ。ただ白いだけじゃない。割烹着で代用できるものではない。。
・スッポン:生化学系の実験室内で生き物それも水生生物を飼うなんてありえない。部屋に雑菌ばらまかれるだろう?
・パーソナリティ障害:たぶん「自己愛性」か「演技性」のパーソナリティ障害。これからも「本当だもん。できたんだもん」で押し通す可能性が高い(そしてその本気度を超えた一途さに騙される男が出る)。
・家族:家族の話題がまったく出てこない。マスコミが取材を自粛しているとも思えない。家族の側から避けているのか?家族は虚言壁を見抜いているのか?
・AO入学:「アホでもOK、オールOK」と揶揄されるAO入学(自己推薦入学)。前から思っていたが、早稲田クラスがAOってどうなの?人集めに困ってるとも思えないし、試験入学者をそんなに信頼できないのか?自分の実力以上の看板が欲しい「自己顕示欲」の強い人間がAOなんてものを狙う(制度をフル活用するのはいいのだが)。研究者を目指するなら早稲田ぐらい表門から入れなくてどうすんの。
・早稲田:ちなみに今の文科大臣も教育再生会議の議長も早稲田の出身。お通夜ムードだろうな。
・理研:天下の理研がなぜこのようなことに。あんまりダンマリを続けてると、隠蔽とみなされて理事長のクビまで飛にかねない。特別研究所に選ばれたばかりだし、できるだけ傷をつけないようにと天下り官僚達と画策中なんだろうな。
・肩書き:理研の内部調査委員をやっているケンブリッジの教授の言。「これまでの生物学の常識を覆す内容で、非常に驚いたが、CDB(理研)で行われた研究なので、真実だろうと思った。」・・結局のところ判断は肩書なんだな。
・愚弄:「細胞生物学の歴史を愚弄している」と最初にネイチャーから突き返されたというが、生物学どころか科学そのものを大きく愚弄していたわけだ。