Wilhelm-Wilhelm Mk2

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イージーライダー

2014-02-27 | Weblog
・STAP問題はNature誌による日本の再生医療研究潰しが目的か?。次々に発覚する図の加工や文面のコピペ。猛者ぞろい(のはず)のNatureレビュアー陣は査読中に気付かなかったのか?陰謀好きの私はこう推論する。論文がインチキであることはとうにお見通しなのだが、あえて曝すことで日本の研究の信用を失墜させようとしたのではなかろうか?と。もしかすると標的は日本ではなくハーバードなのかもしれない。Prof. Vacantiはその昔、耳型に整形した牛軟骨細胞をマウスの背中にくっつけるという,、センセーショナルだがイミフの実験をして一躍有名になった(バカンティマウス)。兄弟4人全員が科学者で兄弟による共著が多い。STAP論文にも兄弟が登場してくる。Vacantiという苗字も食わせものっぽい(Vacant=空っぽ)。
・羽生:将棋の羽生は「ハブ」スケートの羽生は「ハニュウ」。日本語って面白い。
・アンネの日記:どんな意図かは知らないが、ただの器物損壊でしかない。犯人は騒いでいる連中に近いと推察する。
・お雛様:実はお内裏様は天皇または親王なのだ。左翼の家では飾ることできないなあ。
・イージーライダー:アメリカンニューシネマの代表作。1969年の作品。存在を知ってから25年目にして初めて鑑賞した(レンタル)。「マッチョライダーの爆走日記」みたいなものを想像していたのだが、文学的かつ虚無的で大変驚いた。社会に溶け込めずバイクによる目的のない旅をする主人公たち。悪事を働くわけでもないのに、場末のモーテルにも断られレストランからも汚い言葉を吐きかけられて追い出される。ヒッピーにもなれず麻薬を吸いながら野宿してはバイクで移動する生活。最後は対向車からいきなり狙撃されて死亡・・。同じアメリカンニューシネマでも、強盗と殺人による逃避行の末、警察に包囲されて射殺される「俺たちに明日はない」とは正反対の設定である。社会的束縛を離れて自由を求めて旅するがどこにも自由なんてなかったという話。寡黙で哲学者然とした細身長身のピーターフォンダが大変渋く、主人公たちが走るアメリカの広大な自然が素晴らしい。相棒のデニス・ホッパーはホームズにおけるワトソンのような役。本作の監督でもある。ジャック・ニコルソンは途中出場にして途中退場(野宿中に住民に撲殺される)なのだが、その存在感は圧倒的だ(アカデミー助演賞)。