Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

タブレット

2013-01-29 | Weblog
久しぶりに更新。1月も終わってしまう。豹柄の評判がよくなかったので、背景を戻しました。

・神尾真由子:昨年の演奏をテレビで放送していた。曲目はクロイツェル。踏みしめるよう弾くためスピード感にかける。なんとも奇妙な解釈だ。彼女の癖なのか?音程もいまいち極まらず気持ち悪い。1楽章で聴いているのがつらくなってしまった。残念。でも会場からブラボーは響いていた。
・クレーメルのイザイ:久しぶりに訪れた渋谷の[聖地]で流れていた。感動したので同じCDを購入した。廃盤となっていたが、近年再販されたものである。40年前、鬼才と言われていたころの名演。
・そろそろ日本人は「伝統」という文言に頼るのをやめるべき。
・ヘミングウェイの短編集が面白すぎる。内容というより文体、文の流れ、会話の流れが絶品。
・SFのオムニバス短編集もまた楽しい。やはり、ディック、ヴォネガットは別格だなとしみじみ。
・伊藤計画の作品にまったく入り込めない。安っぽいミリタリーでしかない。21世紀冒頭を代表するSF作家???
・気合いを入れてギブスン「あいどる」を読んでいる。この人の作品の肝は、内容よりも描写能力にあるので、遅読にはなるが、右脳をフル活用してその描写を脳内構築しながら読みつづける。すると、独特のデストピア感に浸れる。まあ大半の人は脱落するけどね。
・タブレット:iPadの新型が7万円から・・・って誰が買う?1万円台のキンドルに勝てるのか?最近電車でもiPad使う人間を見なくなった。普通に生活していたら、タブレットを使う場面なんかそうはないと思うんだよね。iPadを使いたいから、なにか適当にネットサーフィンしたりゲームしているだけ。タブレットのブームにも陰りがみえてきたか?株価が下げ止まらないAppleだが、このまま下降して20世紀末のどうしようもなかったApple時代に戻ってしまう予感。もう助けてくれるジョブズもいない。