Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

新日フィルを久しぶりに聴く。

2005-09-08 | Weblog
サントリーでの公演。指揮はアルミンク。曲目は
コルンゴルド;交響的序曲「スルスムコルダ」
リヒャルト;バレエ音楽「ヨゼフ伝説」
バルトーク;オケコン

 辛口批評だが、音色も音量もアンサンブルも迫力もイマイチ。残念ながらあまり感動せず。正直なところN響より2枚は落ちるという感じだった。前半の2曲はマイナー曲なので仕様がないとしても、オケコンのあの平べったさは何?どこがクライマックスなのか全然わからずに、いつのまにやら曲が終わったという感じだった。どこがブラボーなんだ?指揮者の問題か?うーん、オケの機能のほうに問題があるように思えてなりません。音も溶けないし、金管と弦のバランスも悪いし。後はオーボエが妙にしっくりこなかったな。なんか木管陣の中で一人だけ音色が薄暗いというか、音の通りが悪いと言うか。(しかし有名な名手らしいから、私の座った場所が悪かったのかもしれない)バスは首席奏者にブラボー!奏法が本当に基本に忠実というか、その的確なポジション移動や弓さばきに見とれてしまいました。来年のニューイヤーでグランデュオを弾くらしいのでそれは是非聴きに行こう。