Wilhelm-Wilhelm Mk2

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「スターウォーズ 帝国の逆襲」を見る。

2005-03-21 | Weblog
やはりスターウォーズと言えば、これが最高傑作ですな。なんといっても特撮が凄過ぎ。無数のスターデストロイヤー(写真)の中をファルコン号がきりもみして飛ぶシーンとか、隕石群のシーンとか、雲の惑星の浮遊都市とか、氷の星とかダゴバ星とか、もう宇宙の広さを感じまくりで何度観ても飽きません(まあ通算で100回は見てるはず)
しかし、私が持っているビデオは「非常に」残念なことに、狂ったとしか思えないGルーカスが、「特別編」という名のもとに不必要な場面を無数に挿入した「劣化版」でして、あちこちに近年の新しいシリーズに見られる「下手くそ」なCGシーンが使われてるのが非常に残念。公開当時の版をDVDで出してくれないかなあ。どうみたって、ミニチュアを使いまくって手作り感のある(人間の技術力が感じられる)昔の3部作のほうがリアリティがあるし、ストーリーも脚本も演出も(俳優も)よく出来ている。手書きの背景のほうがCGよりも本物っぽく見えるとは!ルーカスは気付いた方が好いですな、たくさんの情報をバカ正直に詰め込むことがリアリティの追求にはならないということにね。オペラの舞台装置なぞ、近くで見たらかなりお粗末なんだけど、客席からみればもう素晴らしいわけで。それにこの2作目は監督がルーカスでなく、アービンカーシュナーというのがいい!(ルーカスの監督としての力量は酷いものです)平行して進行する話を、全く矛盾なく飽きさせる事無く演出しています。
この夏に最終作が公開されますが、正直全然期待してない。これまでの2作があまりにも「駄作」だったからねえ。まあ一応見にはいきますが。