テルミンの彼方へ
宇宙とシェアする楽の音
 



この弱気なタイトル。

最初のパフォーマー足立智美さんは、正当的な(?)ザ・音響詩だそうで、殆ど意味のない声に寄る音声を使った、え~なんと申しましょうか、20分位ぶっ続けに早口言葉をまくしたてる、みたいな感じ。
すごい職人技。。。と言ったら怒られるかもしれませんが、外郎売りの台詞がもっと意味のない音声の羅列で、それに抑揚が付いたみたい。最後の方では音声すらなくなってみたり。

あ、これはちょっと好きかも~、と思って聞いていたら、次の田中悠美子さんの音響詩もどき(?)では、正に、早口言葉が組み込まれていました。こちらは、ちょっとは意味の分かる日本語の詩で、色んな声を使い分けて、とても面白い世界作りになっていました。聞いていて思うには、そうか、義太夫って、三味線を弾きながら(それは、時に効果音であったり、伴奏であったり、メロディであったり) 語りをする事なんだ~!

何を今更、という感じですが、実は、ぷらイムの曲つくりで、ギターを弾きながら、あるいはテルミンを弾きながら、朗読や、台詞、という場面は、しばしばあるのですが、そこは、そう簡単ではない。この、語りと、三味線と、頭の中、どうやって使い分けているのかなあ、と感心して聞いてしまいました。

あとは、まあ、当たり前の事ながら、訓練された声の発声はすごいなあ、と言う事で。

三人目のパフォーマーは、坂田明さんで、これが実はわたしは何が面白いのかさっぱり分からなかったのだけれども、会場はウケていた。わたしは、フリージャズとは相性が悪いらしい。

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