テルミンの彼方へ
宇宙とシェアする楽の音
 





程先生が急逝されてから半年。学習院創立百周年記念会館で 追悼公演が行われましたので 伺いました。

会場 沢山のお客様。 程先生を愛した人々が企画し 早すぎた死を悼む人々が集まり。 しかも お兄様がナビゲーターをしてらしたのが 程先生と同じ 冗談がお好きで 明るい方なので 終始 湿っぽい感じにはならず なんとも暖かい雰囲気の 良い演奏会でした。

途中 程先生の演奏映像が上映されるので 舞台上には スクリーンが低めに設置されています。 あの優しくて しかもエネルギッシュで力強い二胡。 もっと沢山の方に聞いていただきたかったなぁ。。。と 自分自身の実現しなかった演奏会があるので 心からそう思います。 上映の後では 自然に大きな拍手がわき上がりました。

それで 折角スクリーンがあるのだから。。。なのかどうか分かりませんが 演奏会の間 ずっと 何かの映像が流れています。 高さが低いものだから そこに 演奏者の上半身がシルエットになって写る。 狙っているのか わざとなのか スクリーンに写ったシルエットが まるで映像の一部みたいな気がします。 特に 息子さんの嘉音君が演奏した時は 映像が ススキや お月様やらの自然の光景になっていて 本当に嘉音君が映像の中でシルエットになって二胡を弾いていて そのどこかに お父上の農化先生がいらっしゃる様な そんな気がしました。

そういえば テルミンもシルエットで弾いてみたいなぁ と思いつつ なかなか実現していない。 いつか こんな風にテルミンを弾いてみたい と思う。

上の画像は プログラムに載っていた写真ですが 素敵な写真なので ここにも載せてみました。

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