湖畔の千歳川にかかる小さな鉄橋は、明治の末、王子製紙が発電所の建設と支笏湖一帯の豊富な木材を苫小牧まで搬出するために敷設した軽便鉄道の名残です。山線の愛称とともに観光客にも親しまれましたが、もともとが物資運搬用なのでキップには「生命は保証の限りに非ず」と書かれていたということです。(パンフレットより)
左手の白い山が樽前山、支笏カルデラの南東壁にできた火山。
風不死岳はアイヌ語のフプ・ウシ(トドマツの多いという意味)が語源で、山全体がトドマツやエゾマツ、ミヤマハンノキ、ダケカンバなどで覆われている。
風不死岳はアイヌ語のフプ・ウシ(トドマツの多いという意味)が語源で、山全体がトドマツやエゾマツ、ミヤマハンノキ、ダケカンバなどで覆われている。
支笏湖はわが国指折りの大カルデラ湖です。カルデラとは火山性凹地の事でポルトガル語でなべと言う意味です。支笏湖の最大水深は363mもあり、平均水深でも265.4mあります。透明度も18.0mと高く、代表的な貧栄養湖で美しい紺碧の水をたたえています。洞爺湖とともに日本最北の不凍湖で、湖面が凍る事はほとんどありません。この日(4月29日)は晴天だったが波が荒く遊覧船ボートともに休業。