變: 変の旧字、上部は誓うの意である言の両側に飾り糸を垂れている形で不変の意、下部は攴で、「卜」は木の枝、「又」は手、で物を打ち払うの意。 よって物事を破棄変更変乱するの意となる。
稀勢の里が横綱になったことは喜ばしかった。 だが白鵬の退潮にもよるので手放しで喜ぶ気にはなれない。
また今回の優勝についても同様だ。
一つには怪我である。 あれは自分が悪い。 立ち合いと相撲の取り方が悪い。
もう一つは、本割での立ち合い変化だ。 怪我のハンデがあるからと言っても、横綱がやるべきではない。
立ち合いの変化は、照ノ富士も琴奨菊にやったが、あれもいけない。
立ち合いの変化は、本来、下位の力士、軽量などでハンデのある力士に許されるものだ。
大関、横綱については禁止とすべきなのだ。
稀勢の里は、本来立ち合いなどの小細工をしない。 ほとんどまっすくな相撲を取る。 それが彼を評価してきた点だ。 だから横綱昇進が遅れたともいえる。
横綱昇進も、今回の優勝も、彼が地力をつけてきたことが大きい。
殆ど、堂々とした相撲を取ってきたことの賜物だ。
だから、今後も小細工をせずに堂々とした相撲を取ることを期待する。
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