古来より、領土とは、力で奪い、奪われてきたものである。
日本も戦前は、台湾、韓国、南樺太(南サハリン)を領有していた。 満州も実質的に支配していた。
これ等は皆、明治維新後の、日本覇権拡大主義により、勝ち得てきたものである。
敗戦と共に失ったのは当然のことである。
その余波で、序でに、北方領土、竹島を取られたのだ。
韓国は内心では、竹島を取ったと思っている。 だから理屈を付けて実行支配の既成事実を積み重ねて、必死に守ろうとしている。
尖閣諸島も、うかうかしていると中国に取られかねない。
だから、世界が、話し合いで外交的に解決しなさいと言っているのは、実は、お互いの力で解決しなさいと、暗に云っているのである。 当然すぎる理屈である。
現に、ロシアだって、北方領土は、第二次世界大戦の結果として、ロシア領になったと云っている。 要するに力づくで取ったと云う事は認めている。 欲しいなら力で取ったらいいじゃないか、と云っている。 現在の日本に、その力が無いことを見越しているのである。
尖閣諸島も、中国は、どのくらい日本に守る力と意思があるかを、試し、窺っている所なのだ。 あの手この手で攻めてきている。 力で押せると見たら一気に奪いに来る事は見え見えだ。 理屈は有って無いようなものだ。 力づくで奪って支配してしまえば、勝ちなのだ。 世界が何と言って非難しようが、厚顔にも支配し続ければいいのだ。
領土とはそういうものだ。 アメリカだってテキサス州を取ったではないか。
アラスカ州は金に困ったロシアから買った稀有な例だ。 その後、ロシアは後悔したらしい。
だから、尖閣諸島を守りたいのなら、一戦も辞さない覚悟でやらなければならない。 その覚悟でやらないとアメリカも守ってくれないと知るべしだ。 取られた後ではアメリカだって手は出さない。 現在は日本が実効支配している(様に見える)から、安保の範囲だと云っているに過ぎない。
もし盗られちゃったら、日本はそれだけの、情けない国なのだ。 ちっぽけなか細い国なのだ。 太陽の沈む国なのだ。 と泣きなさい!
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