珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

山・音楽・音楽・山!新潟紀行 ~akahanamizuki邸編

2018-10-19 21:03:28 | オフ会
雨飾山の翌日は、akahanamizukiさんのお宅、再訪でした。朝方、ホテルの周りの散歩に出てみると、見事な頸城三山見事が待っていました。左から妙高山、火打山、焼山です。部屋に再度戻ってカメラを持ち出し撮影しました。昨年6月の訪問時も見事な晴天で、akahanamizukiさんから、私は晴れ男と呼ばれています(笑)。と言うのも上越はなかなか天候に恵まれないことが多いようです。この日は台風25号も接近中でしたから余計にそう感じます。午前10時に車でホテルに迎えに来ていただき、約1年4か月ぶりのakahanamizuki邸再訪となりました。



akahanamizukiさんはリビングでシステムを組まれています。周囲から自然光がふんだんに入る清々しいリビングルームです。SPは昨年の長辺配置から短辺配置へ変更されていました。SPの位置確保には奥様との交渉もあったとか。



TANNOY Monitor Red(15インチ)を使ったSPは健在でした。ただし、筐体が前回のSiemensからLOCKWOODに変わっていました。ビンテージSPを取り寄せ、ご自身でユニットを組み込まれたそうです。ビンテージに舵を切ると自作の要素が増えますね。



メインはアナログ再生ですが、akahanamizukiさんは過去に聴いてきた音楽を大事にされています。多くのCD/SACDを手放したものの、残すべきCDは残されました。CDはB&Oのお洒落なプレイヤーBeosound9000で再生します。



アナログプレイヤー2台お持ちです(電蓄は除く)。レコードの溝幅が時代と共に変わったのに合わせて、最適なカートリッジを選ぶこと基本とされています。アームを増やす、プレイヤーを増やすと言う選択をされました。EMT930stとTSD-15の組み合わせです。



アンプ群とアナログプレイヤーが収まる裏部屋です。確かに、Garrard のプレイヤー(手前)が増えています。CDやレコードもこちらに収められています。この部屋から音源を取り出しては、解説+思い入れ付きで再生していただきました。



まずはCDからスタートです。SmoothAceは8月のハンコックさん宅オフでもかかりました。コーラスが広がる様がオーディオ的にも気持ちいいです。カーティス・キングは、前日の飲み会で話題となったアレサ・フランクリンつながりでした。熱気が迸るフィルモアウエストのライブ、いいですねぇ!



ウォーミングアップのCDを終え、以後はアナログです。昨年も聴かせていただいたスペインの名ピアニスト、アリシア・デ・ローチャは、グリーグを聴かせていただきました。フォーレも確か前日の飲みの場で・・・。即興でプログラムできる引き出しの多さは、流石akahanamizukiさんです。



ストラビンスキーのペトルーシュカ、グノーのファウストと続きます。



さらに、akahanamizukiさんの思い入れの強いレコードの登場です。個人的にハイライトだったのがズスケ・カルテットでした。ベートーベンの弦楽四重奏ラズモフスキー、4人の存在がありありと見えるようです。一方でアナログレコードとタンノイのユニットが奏でる柔らかさも同居しています。エテルナは旧東ドイツのレーベルと伺いました。カラヤン演奏のラ・ボエームは、akahanamizukiさんがビンテージの世界へ移行するトリガーとなった作品(のはず)。比較的聴きやすい場面をチョイスしてかけていただきました(汗)。



お昼は昨年も寄った近所のお蕎麦屋さん「にのみや」です。天ぷら蕎麦を頼んだのも去年と一緒でした。まだ新そばとは表示されていませんでしたが、部分的には新しい蕎麦粉が混ざっていたとか。100%になるまでは、新そばとは言えないということです。



午後もクラシックタイムは続きます。「マタイ受難曲」「第9」と大曲の登場です。前者は、私が持ち込んだバティアシュヴィリの「憐れみ給え、わが神よ」へのレスポンスでした。フィリップス録音の、メンゲルベルク&コンセルトヘボウです。



ブラームスのピアノ協奏曲2番はバックハウスの名盤から。ブラームスほとんど聴かないのですが、まだまだ素晴らしい曲がありますね。シューベルトでのakahanamizukiさんの一押しは歌曲です。ドイツのメゾソプラノ歌手、クリスタ・ルートヴィヒを紹介いただきました。



前回はジャズが多めだった記憶がありますが、今回のメインはクラシックでした。それでも、いくつかセレクトいただいたジャズは、納得の再生でした。『ゲッツ/ジルベルト』の「イパネマの娘」、普段聴くデジタル音源と佇まいが異なります。ズスケ・カルテットでも感じた印象ですが、個々の楽器の存在感が違います。オリジナルのアナログ盤、それを引き出すシステムの総合力ですね。このボサノバ混じりの盤はどの曲もいいですが、気怠さが気に入っている「O Grande Amor」をリクエストさせていただきました。



これもakahanamizukiさんお気に入りの盤で、ナット・キング・コールの『After Midnight』です。ピアノを弾くイメージが無かったのですが、実に軽快です。次回は、あらためてジャズもお願いします。



オフ会の締めは前回叶わなかった電蓄です。いわゆる機械式で事前に手まわしてして、SPレコードを再生します。勿論、モノラルでノイズもあり、レンジも狭いですが、ポッと浮かぶ音像に温かみを感じます。驚いたのですが、鉄の針は再生の度に交換するそうです。一方で荷重が強いため、レコードもダメージを受けて、いずれは聴けなくなるとか。針もレコードも命を削って再生しているのですね。当時は録音された音が繰り返し再現できることは画期的だったでしょう。100年前の音が効ける奇跡に感謝です。これもオーディオの素晴らしさですね。



akahanamizukiさん、2度目のオフ会、長時間にわたりお世話になりました。前回からSPの配置が変わり、個人的には部屋との連動性が高まったように思いました。SP後方に広い音場が現れましたね。おそらくSP配置を入念に追い込まれたと想像します。加えて、演奏者の佇まいがしっかり伝わってきたことも強調しておきます。レコードに刻まれた当時の音を、ストレートに引き出そうとするakahanamizukiさんの努力が実った音でした。以前から音楽の形・・・という表現をされていましたが、少し理解できたような気がします。

実は、この翌週、akahanamizukiさんを横浜に迎えるのですが、再度、アナログの魅力を実感することとなりました。それはまた後日。
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山・音楽・音楽・山!新潟紀行 ~雨飾山編

2018-10-12 23:40:42 | その他
先の三連休と有給休暇を合わせて、新潟方面へ繰り出してきました。新潟の東西に位置する雨飾山と巻機山(いずれも百名山です)の登山と上越のakahanamizukiさん、長岡のx1オヤジさんをオーディオ訪問する企画です。前後が山で、中間がオーディオ訪問という、何だかサンドイッチのような企画となりました。台風25号の接近もあり、一時はどうなるかと思いましたが、パン(山)も具(オフ会)も充実のサンドイッチ旅行となりました。旅のスタートは、昨年、残雪期の山の難しさを味わった雨飾山のリベンジからです。

今回は前日に小谷村入りし、余裕をもって糸魚川方面へ抜ける計画としました。前泊したのは雨飾高原にある雨飾荘です。ちょっと贅沢ではありましたが、美味しい和食+日本酒で前祝としました。いずれは家内を誘って償わねばなりません(汗)。



宿に泊まった恩恵で、登山口の雨飾高原キャンプ場へ送っていただきました。これだけで1本得(休憩と休憩との間をよく1本と言います)した気分です。ここで登山届を出していざ出発です。



しばらく紅葉のブナ林を進むと、布団菱と呼ばれる名所が現れてきました。1年4か月前に来たばかりです。記憶に残っている場所は勿論あったのですが、残雪の有無で山の表情は著しく異なります。ルートも断然歩き易く、オフシーズン、オンシーズンの違いを実感しました。荒菅沢も残雪期は広大に感じたのですが、こじんまりしていて手前の沢と勘違いしてしまいました。結果、布団菱のベストショットを撮り損ねたのは、全くの不覚でした。荒菅沢を過ぎると、急登が続き一気に高度を上げあげます。



いつまで経っても荒菅沢が現れないのが不思議でしたが、8/11の標識を見てとっくに過ぎていたことに気づかされました。いつの間にやら昨年の撤回ポイントも通り越していました。遠く、高妻山が見えます。お隣の戸隠山と併せて、次の宿題です。



更に高度を上げると、頸城三山の一つ、焼山が見えてきました。登山規制は2006年に解除されているようです。残りの妙高山、火打山は学生時代に登りました。焼山も宿題ですね。新潟行きの口実はいくらでもあります(笑)。



予定より早く雨飾山の山頂に着くことができました。昨年のリベンジが成り、思わず標識に手を置きました。素直に嬉しかったです。あまりにもあっさり登頂できたので、何か拍子抜けの感がありました。季節による山の変化は大きいです。



山頂からの眺めは今ひとつでした。北アルプス方面も見渡せましたが、山頂が雲に隠れていたのが残念でした。白馬岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳と続く後立山連峰です。



百名山とはいえ台風も予想された平日です。山頂にいるのは私含めて二人だけでした。奥に写っている方は、再度、糸魚川駅でばったりお会いすることとなりました。



下山先は糸魚川方面で、旅のメインである新潟県に入ります。長野県側より天候が良く、終始、紅葉に癒やされながらの下山となりました。やはり秋の山はこれですね。



紅葉のトンネルを潜り抜けて・・・。山頂で晴れ渡るまで粘る案が頭をよぎりましたが、長い林道歩きを考えると先を急がねばなりません。後ろ髪を引かれつつ下っていきました。



新潟側の登山口、雨飾山荘に到着です。昨日の雨飾荘と違って、こちらは山小屋の風情です。日本秘湯を守る会にも入っている宿です。



お昼時でしたので、ここで「雨飾ラーメン」をいただきました。バターと味噌の効いたがっつり系のラーメンでした。消耗した体力を戻してくれます。今回の旅ではわりとがっつりした食が多かったように思います。山荘の前でしばし昼寝して最後は林道歩きです。



雨飾山荘から最寄りのバス停まで2時間歩き続けました。仮に糸魚川まで山荘からタクシーで移動すると8000円だそうです。バスは600円ですから、ここは歩きの一択です。バス停が近づいたところで振り返ると、猫の耳と称される雨飾山の二つのピークが見えてきました。



糸魚川からは日本海ひすいラインに乗りました。車内は下校中の高校生でいっぱいでした。途中、長いトンネルや日本海の眺めのいい場所を通りながら、この日の滞在先、直江津を目指します。ローカル線の旅は何とも言えないゆったりとした時間がいいです。



この日の夜、akahanamizukiさんに雨飾山のリベンジ祝の場を設けていただきました。ホテルのすぐ近くの食事処で、刺身、コロッケ、串焼き、サラダ、おにぎり、とがっつり食べました(笑)。ビールと日本酒も入り、3時間半、音楽やオーディオ、山、仕事・・・の話題で話が尽きませんでした。次から次へと話題が変わりましたね。リベンジが成った安堵感に加えて、akahanamizukiさんの元気さまでいただき、直江津の夜は過ぎていきました。驚いたのが直江津の星の多さ。街にはやや寂しさを感じましたが、その分、余計な光が少なくなり、星数を生んでいると思いました。



翌日からはオーディオオフ会、2連戦となります。
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和室のユニコーンで昭和歌謡を聴く

2018-09-30 11:50:41 | オフ会
秋分の日の23日、1年半ぶりにGRFさんのお宅にお邪魔してきました。同じくご近所にお住いのパグ太郎さんのお宅もハシゴする企画だったのですが、パグ太郎さんのご都合が悪くなり、この日はユニコーンのある和室を独占する状況となりました。単独での訪問となると、凍てつく2013年の2月以来、5年半ぶりとなります。それ以降の訪問では、pat_mthny7205さん、BOさん、そねさんといった方々とご一緒させていただきました。今回は終始センターポジションで、GRFさん愛聴?の昭和歌謡をたっぷり聴くこととなった次第です。

少し早めに到着しましたが、そのまま近くのお蕎麦屋さんでお昼となりました。昼からビールも入り、いつになくリラックスモードです。GRFさんもこの日の路線は最初から決められていたようです。和室は前回訪問から内装を新しくされ、より清々しくなった印象です。1年半前は45度の交差配置でしたが、ユニコーンは定位置に横置きされていました。



機器の変化点はDACで、EMMのMA-1が導入されていました。上位機種と同じ部品を使用していると伺いました。上流のCDトランスポートの影響は受けにくいようで、今回は久々にSONYのMS-1が登場です。下流はいつも通り是枝さんのアンプです。



確認程度に所々でクラシック音源が挟まれましたが、ほぼカジュアル路線かつヴォーカル通しとなりました。まずはお決まりのダイアナ・クラールの「No Moon At All」から。挨拶代わりの1曲目から、いきなり、グイと来ました。この曲はオフ会でよくかかり、家でも聴くので耳タコですが、解像度が半端ありません。描写の細かさにと共に、相変わらずの低音の力感も健在でした。前回訪問の記事でも見通しの良さと音の濃さの両立を書きました。同じ部屋でGRFさんが鳴らされているわけですから、当たり前と言えばそれまでですが。

ダイアナ・クラールの新旧のアルバム、大御所トニー・ベネットとJazzのヴォーカルの王道を聴き、その後、ジャズ、クラシック、POPS系を交えながらの進行となりました。



クラシック音源を聴くと、静けさ、奥行き、音色といったオーディオ的要素が、より伝わってきます。機器のポテンシャルは勿論あるのでしょうが、SPユニットのねじの緩み等も最後に効いてくるといった話がありました。細部の詰めは毎度のことながら勉強になります。アバド&ヨーロッパ管絃楽団によるプロコフィエフの「ピーターと狼」は楽しい作品ですね。ナレーションはスティングです。坂東玉三郎バージョンもあるようですが、ここはスティングで行きたいところです。マーラーの3番の繰り返される低音部、しっかり聴いて来ました。

ベルリンフィルのコンサートライブを映像で楽しんだ後は、お待ちかね?の昭和歌謡オンパレードです。青江三奈は拙宅でアナログの締めとして伊勢佐木町ブルース」をかけることがありますが、ライブそれもラテンは新鮮でした。こちらが本業?と思わせるノリの良さです。意外な発見は、なかにし礼の作品集における、女優さんの歌の上手さでした。地の表現力が活きます。とりわけ大竹しのぶの「人形の家」、平淑恵の「別れの朝」が沁みました。名曲「スカイレストラン」は、私も本家のハイ・ファイ・セットに一票です。



まだまだ続きます。GRFさんと私では20年ほどのジェネレーションギャップがあります。時代が交わるのは70年代となります。私自身は比較的、上の世代の青春ソングにも通じていると自認していますが、テリトリーに限界もあります。美空ひばりは別格として、弘田三枝子、伊東ゆかりあたりが当方の上限です。逆にGRFさんにとっては山口百恵、松田聖子、中森明菜あたりが下限となるようです。従って双方の振れ幅いっぱいの音源を楽しんだんことになります。山口百恵のシングル集は、珍しいCD発売当初の音源で定価は6千円とありました。



陽が落ちてからは、冷酒が登場し、GRFさんの勢いが止まりません(笑)。流石に松尾和子となると私もテリトリー超えとなります。欧陽菲菲の「雨の御堂筋」は個人的にも好きな曲です。小2の頃でしたかね、切ないメロディラインが布団の中でを巡ったこと、今でも憶えています。布施明と尾崎紀世彦の声量も素晴らしかったですが、この日は、ほぼ女性ヴォーカルを聴くこととなりました。今回ご紹介いただいた盤に、GRFさんの意外な一面を感じる方も多いと思います。夕飯時となり、お腹が空いたところで、昭和歌謡の会はお開きとなりました。



GRFさん、お昼前からの長丁場でのオフ会、ありがとうございました。普段はまず聴かないと思われる音源を棚から出していただきました。私が催促したというより、GRFさんが率先して探していたご様子が印象的でした。音自体はクラシックをベースに追い込まれているので、クラシックがかかると俄然、和室の空間が引き締まります。一方で、この日の大半の緩やかな場面も、オーディオの大切な時間だと思います。人それぞれに時間の経過があり、それがオーディオ再生につながっていることを、再認識しました。第2弾は是非、横浜でやりましょう。
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江古田の夜

2018-09-23 06:29:01 | ライブ
15日は、chibiさんにお誘いいただいて、久々のライブでした。6月の拙宅オフ会でchibiさんが持ち込まれた音源に、憂歌団の木村充輝のライブ盤がありました。その日の感想戦で盛り上がり、今回ご一緒することとなっていた次第です。会場は江古田。実は、江古田との接点がこれまで全く無く、記憶の限り初の江古田入りとなりました。江古田は学生の街と言われていますね。池袋が近いので何となく庶民的なイメージもありました。滅多に乗る機会の無い西武池袋線に乗り、江古田駅にてchibiさんと合流しました。

会場のLive in Buddyは駅の目の前でした。chibiさんが整理券を取っていたので、入場もスムーズにいきました。ちょうど中央の6、7列くらいの好ポジションを確保できました。さっそく生ビールでくつろぎます。ここからが長かったのですが・・・。


19:00開場でしたが、しばらく前座が引っ張る展開となりました。結局、御大の登場は20:30でした。この辺はクラシックのコンサートとは違って、アバウトもアバウトです(笑)。しかし冒頭の「Georgia on My Mind」で空気が一変。以後、だみ声のブルースと、大阪弁のトークで盛り上がりました。7、8割は女性客、30~40代が多かったです。木村充輝自身は既に還暦を過ぎていますが、可愛げとやんちゃさが、母性本能をくすぐるのでしょうか?「恋のバカンス」「君といつまでも」「Don't Let Me Down」といったお馴染みの曲も交え2時間あっという間に過ぎました。


私自身、ブルースとの接点が少なく、特に和製ブルースとなると尚更です。オーディオ仲間ではniraさん、KYLYN(キリン)さんがお詳しいですかね。憂歌団の結成は70年代半ばですが、当時は歌謡曲、フォーク、ニューミュージックがメインストリームでブルースは傍らの存在でした。憂歌団と言えば、もう一人の内田勘太郎がバックでアコギを演奏するUAの「アントニオの唄」を記事にしたことがあります。ブルースにはギターとお酒が合います。PAを通した音とは言え、骨太でゆったりしたギターも心地よかったです。当人もステージで3~4杯飲んでました。

終了後、江古田で一杯やりました。事前にchibiさんがピックアップした4軒のうちの一つへ。江古田から横浜へ戻る時間も気にしつつ、感想戦をつづけました。chibiさん、江古田の夜、良かったですねぇ。理屈抜きで笑える、非日常は実に健康的?です。またお願いいたします。
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毛勝山(魚津)

2018-09-15 09:09:56 | その他
9月に入って最初の土日、富山の毛勝山にメンバー2名で登ってきました。台風21号が日本に迫っていましたが、北陸だったせいか、何とか天気は持ってくれました。1日は上信越自動車をひたすら北上し、魚津を目指しました。ちょうど北陸自動車道との合流地点が春日山の近くで、昨年訪問したakahanamizukiさんを思い出しながらの魚津入りとなりました。途中、昨年登頂が叶わなかった雨飾山の美しい姿も見えました。富山は仕事で来ることが何度かありましたが、魚津は宇奈月温泉での家族旅行以来、十数年ぶりでした。

翌日は早朝起きでしたので、早めの夕飯をホテル近くの居酒屋でとりました。富山は何とっても海の幸ですね。刺身、天ぷら、塩辛、氷見うどん・・・、そして冷酒で前夜祭となりました。我々が最初の客でしたが、店を出る頃には満席となっていました。


今回登った毛勝山はなかなかハードな山行でした。標高差2000mを日帰りで往復する長時間歩程です。普通は1000m往復、あるいは1500m登って山小屋宿泊が目安ですから、規格外と言えば規格外です。この夏に敢て丹沢に登ったのは、毛勝山があったからこそです。出だしから急登の連続となりました。ここを我慢すると今度は長い稜線の登りとなりました。幸い、周りの景色が後押しをしてくれました。魚津から富山へ続く市街、その奥には富山湾から能登半島が見えています。海と山の近さは富山の魅力です。


お隣の駒ヶ岳です。駒ヶ岳は全国あちらこちらにありますが、ここは最後に登山者を迎えた駒ヶ岳だそうです。手持ちのガイドには、2001年に登山道が作られた、とあります。


高度を上げるに連れてアルペンムードが高まってきます。と、同時に雲も増えてきました。果たして剣岳の雄姿を見ることができるのか、気にしながら進みます。


途中で現われるいくつかの池は、この辛い登山道のリフレッシュポイントとなっています。最初の池が、モモアセ池(由来不明)です。先を急ぎます。


稜線歩きのシーンで、私の好きな構図です。これで高山植物が見頃で晴天であったらパーフェクトです。そうそう上手くは行きません。


続いてクワガタ池です。これは分かりやすいネーミングです。ここまで来ると、山頂までもうひと踏ん張りです。ただし最後の急登が、既に消耗している体に鞭を打ちます。


何とか毛勝山の山頂に着きました。残念ながら山頂はガスに覆われていて、剣岳を見ることはできませんでしたが、2000mアップした満足感で十分でした。


下山途中で見かけたチングルマです。すっかり花のシーズンは終わりました。花が終わった後の綿毛、更には紅葉も楽しめる人気の高山植物です。


下山行程も想像以上に長く、やはり毛勝山は規格外の山でした。夏のトレーニングが効いたことは間違いありません。この日は黒部市の生地温泉に泊まり、疲れをとることとしました。翌日も北陸方面は晴天で、嵐の前の静けさといった感じもありました。翌朝、旅館の近くの田んぼからの眺めです。中央でどっしりした姿を見せているのが毛勝山で、その右隣に剣岳も見えています。稲穂もいい感じで垂れています。9月に入り着実に季節は進んでいることを感じました。お土産にはしっかり、黒部米を買いました。


黒部市と言えば水です。あちらこちら湧き水が出ていて、観光スポットになっていました。結構、数がありとても回り切れません。いくつか代表的な場所を選んで飲み歩き?しました。微かにピリッとするのは海が近いからでしょうか?


生地駅です。北陸新幹線の開通でJRではなく、第3セクターの「あいの風とやま鉄道」となっていました。新幹線により東京と富山の距離は一気に短くなりましたが、その裏腹の変化はどうしても生じてしまいます。


帰路、親不知に寄ってみました。荒れたイメージがあったのですが、意外にも穏やかな日本海でした。晩夏の海岸にはどことなく寂しさが漂います。


糸魚川から南下し安曇野を経て中央高速で戻りました。安曇野と言えば蕎麦ですね。新蕎麦にはタイミングが早過ぎましたが(というかソバはちょうど花盛りでした)、木崎湖近くのお店で天ぷら蕎麦をいただきました。小谷村~木崎湖辺りは、昨年の山と音楽紀行の記憶が新しいです。この日も雨飾山を眺めることができ、リベンジ欲が湧いてきた次第です。


niraさんからは事前に、夏の富山方面の旅行の情報をいただいていました。絶賛されてましたが、私も同感です。真冬に海越しの立山連峰を見る日はいつ訪れるのでしょうか?寒さを忘れて眺め続けるような気がします。
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