大航海時代初心者日記。→大航海星空日記。

マリィナ=ファリエル@NOTOS のんびりだらだら――のんだら系。

暴落について~しょの1

2009-02-03 21:13:28 | プレイスタイル
Ciao,マリィナです。本日は星の研究をお休みして、オスマン実装前にヴェネツィア共和国で遊ぶ人々のためにお役立ちとなりそうな「暴落と暴落調整」について触れておきたいと思います。
 この情報はDOLのWikiサイトなどには載っている話ですけれど、絵を交えたほうがわかりやすいのと、それがどういう役に立つのかを少し掘り下げて書いてみたいと思いますので、いまさらではありますけれどエントリします。ヴェネツィア以外のことはとんと分かりませんので、他の国家に所属している方や、既にそんなのは知っているという方はごめんなさいです。

◆交易品の利益
 商いはそこにあるものをそこにない場所に持っていくと利益を得られる、と言う作業です。

 ヴェネツィアで買った鶏肉をトリエステに持っていくと買値を超えて売れ、利益が出ます。
 トリエステでワインを買ってアンコナに持っていっても、アンコナはワインを購入できる港ですので利益は出ません。
 当たり前ですね。

 DOLではお金を稼ぐ方法が交易だけでなくいろいろとあります。そうしてお金が貯まるとともにレベルやスキルランクも上がっていきますよね。レベルが上がれば新しい船を扱えるようになっていきます。交易をしたいと思ったら、積載量の多い大型の船にだんだんと乗り換えていくことになるでしょう。

 初めのうちは小さな船で小さく商いをすることになりますが、船を変えることによって積載量が増してくると一度に積める数が増え…つまり取引量が増大して、買値も売値も、利益も増します。

 また、取り扱う商品は、ある一港の他はどこも扱っていないものや、商品自体の価値が非常に高いものなどがあります。そういう商品を扱うことで、取引量が少量でも大きな利益を上げられます。

◆交易品の相場
 商いをするときには、その品物の相場がとにかく重要です。

 トリエステでワインを370くらいで買ったとします。
 それをザダールに持っていったら371の売値だったとしましょう。
 差益は1です。15本で15、100本で100、500本で500の利益が上がりますよね。
 15だったら酒場娘に一杯おごるので20ですし、100なら酒場の食事代と船員への一杯で消えてしまうでしょうから、とても貯金に回せません。

 ヴェネツィアでガラス細工を1つ800で買ったとします。
 それをカリブのマラカイボに持っていったら3,000の売値になったとすると、1つ2,200の利益が出ます。
 300くらい持っていけば66万の利益になります。

 相場は変動しますので、相場情報を押さえているとかなりの利益を上げることが可能になるでしょう。
・相場は一定時間ごとに強制的に変わります。
・たくさん買い込んだり売ったりすることで、相場の変動が早まります。安い相場の時にみんなが一斉に買いに走ると、その商品はすぐに高くなっていきます。


◎ある港の相場情報。買い相場は軒並み高値。

◆暴騰、暴落
 相場の変動は、他に「暴騰」「暴落」という状態も発生します。

【暴騰】
 例えばある工芸品は利益が見込めるために皆さんが買いに走るとします。
 するとその商品はどんどん値を上げていき、買いすぎて「暴騰」状態になることがあります。

 そうするとその港では買いたい工芸品が超高値となり、「工芸品」のカテゴリーに属するすべての商品の売値が軒並み数十%上がります。
 買いたい工芸品は高すぎて差益が出ないでしょうけれど、他の工芸品であれば高額で売却できる可能性が出るのです。

 暴騰は一定時間での相場変動によって「売り時」にかわり、次の相場変動で解消されます。
 解消はされますが、暴騰した種類の売値の%は一挙には戻らず、相場変動のたびに少しずつ変化します(相場の矢印の向きによる)。

【暴落】
 例えばある織物が買値60%を付けていたとします。
 それを大量に買い込みます。
 別の港に行ったら、そこでその織物は120%の売値が付いていたとします。
 利益は莫大でしょう。同じことを他の人も行ったとすれば、そこに品物が流れ込み、大金が商人の手に渡ります。

 そうするとその港では織物取扱いの暴落を起こし、「織物」のカテゴリーに属するすべての商品の売値が軒並み数十%さがります。
 売りたい織物はその港ではとても利益を生み出せませんから、別の売り場を探して移動しなくてはならないでしょう。

 暴落は一定時間での相場変動によって「だぶつき」にかわり、次の相場変動で解消されます。
 解消はされますが、暴落した種類の売値%は一挙には戻らず、相場変動のたびに少しずつ変化します(相場の矢印の向きによる)。

 これら【暴騰】【暴落】は自然発生したり、隣の港に伝播することもあります。



◎大暴落、だぶつきと状況が解消されていく

◆暴落のメカニズム
 自然発生する暴騰、暴落はどうしようもありませんが、上で見たように商人の交易活動で騰落が起こる仕組みを持っています。

 今回のテーマは暴落ですので、暴落に絞ってお話しますね。

 暴落が起こる条件は細かく見ていくといくつかありますけれど、簡単に言えば
 利益が大きいならば暴落
 の可能性があります。
 確率の問題ですので、200万、300万という利益を出しても暴落しないこともまれにあります。

【暴落の条件】
 基本的に利益が高いと暴落しますけれど、細かく見ていくと面白いことがわかります。

1:暴落のボーダーラインは10万(100k)以上の利益
2:利益を出す回数が多いと可能性が高まる
3:ほぼ暴落しない耐性を持つ条件がある(暴落耐性)
4:暴落は「いらっしゃい」のときだけ起こりうる

 一つずつ見ていきましょう。

1:暴落のボーダーラインは10万(100k)以上の利益
 いくら利益が上がるといっても1万や2万の利益では暴落しません。
 暴落のボーダーラインは利益10万からといわれています。

 ですから、たとえば地中海のなかでの交易では、
・売り買いの相場がよい
・大量に取引できる
 チュニスの貝紫が80%くらいの安い値段で売っていて、ちかくのナポリで130%などという値段で売れるのであれば、利益10万、100万はゆうに稼げると思います。
 また、相場はよくないけれど一度に800運べる、なんていう積載量の船であれば3,40万は難なく稼げるわけです。

 また、カリブやアフリカ、インドなどの外洋から持ち帰った交易品は非常に高値がつきますので、少量の取引でも大金を稼ぐことができますから、暴落の可能性が一気に高まるといってよいです。

2:利益を出す回数が多いと可能性が高まる
 200万(2M)の利益が出る取引を行っても、たまに暴落しないことがあります。
 利益額が高いとそれ相応に暴落の確率は高いはずですけれど、100%ではないためそういうことが起こるのでしょう。
 ということは、200万の利益を一度だけ行うより、100万ずつを二回に分けて取引すれば、やはり100%ではなくともほぼ確実に暴落すると見込まれます。
 回数によって確率がさらにアップするのか、それともある利益額に対して同じ確率でつねに暴落の可能性が織り込まれているのかは不明です。

3:ほぼ暴落しない耐性を持つ条件がある(暴落耐性)
 交易品には「宝石」「織物」「食料品」といったカテゴリーがあります。
 買うときはもちろん、売るときも品物が属するそれらのカテゴリーが生きてくるのがこの条件です。

 ヴェネツィアには投資をすると出てくる交易品を含めて、以下の品物を購入できます。()はカテゴリーです。
 コショウ、パセリ(香辛料)
 サテン、ジョーゼット、レース(織物)
 ガラス細工、金細工(工芸品)
 鶏肉(食料品)
 油彩画(美術品)

 4種類のカテゴリーの品物を購入できるわけです。仕入発注書では重要になってきますが、暴落の場合にもこのカテゴリーが大事です。
 すなわち、

 港に売っている品物のカテゴリーと同じ種類の交易品は、暴落の確率がきわめて低い

 のです。ごく低い確率でも存在するのか、まったくないかはちょっとわかりませんけれど…。

 ヴェネツィアでは香辛料を売ってもほぼ暴落しないことになります。こういうのを暴落耐性と呼んでいます。


4:暴落は「いらっしゃい」のときだけ起こりうる
 港について交易所の店主に声をかけたときこんな風に言われることはよくあります。


◎織物、香辛料などが耐性をもつ。宝石、大暴落中。

 「大暴落」「だぶつき」といったせりふのときは、ほかに何をどれだけ売っても、それが理由でまた暴落することはありません。ここで大量に金を売っても貴金属の暴落は起こらないのです。

 つまり店主に「いらっしゃい」といわれたときだけ、取引後に暴落が起こる可能性があるのです。


◎「えらっしゃい」の図

◆まとめ
 交易品を売り買いすると利益が上がる。
 売買相場によって利益は変動する。
 取引量の増大によって売買金額、差益は増大する。
 取引によって暴騰、暴落が発生する。
 騰落は自然発生したり、隣の港に伝播したりもする。

 利益額10万(100k)以上から発生可能性あり
 10万以上の利益を複数回続けると暴落可能性は高まる
 暴落しづらい条件がある(暴落耐性)
 暴落は「いらっしゃい」といわれたときだけ起こりうる
 一度起こったら解消するまで再燃しない

 暴落はあまりいいことではないのですが、ここまでお読みいただいて、比較的肯定的に書かれている思われる方は多いかと思います。次回はこの暴落というものがどんな影響を及ぼすかを考えつつ、それを積極的に利用する策などをご紹介したいと思います。

 でわ~☆


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