Ciao,マリィナです。どうやら毎週火曜日アップのDOL全天走査計画MDSS(マリィナ・デジタル・スカイ・サーベイ)のエントリがやって参りました。今日は日曜日に参加したイベント、ヴェネツィア建国三周年記念祭のお話も書いてみました。
と、今日は秋分の日ですね。赤道上に太陽が丁度来る秋分は、先日からのエントリMDSS研究編2-1、MDSS研究編2-2で解説しています。タイムリーでしたねー(考えてなかったけれど)。
さて、今日の話題は晩秋の星座ペルセウスを中心にお話します。ペルセウス座は流星群とか神話・伝説で非常に有名ですけれど、星座それ自体の形を知っている人はそう多くないかと思います。私も全体像を夜空で見たことはありません。
DOLの中では比較的特徴がありますので、星座の形は分からなくても場所がわかりやすく観察しやすい星座になっています。
ほかにも黄道十二星座がしっかりと見えますので、有名な星座がこの辺りには多いです。
それでは夜空のスクリーンショットをご覧下さいませ。
◎晩秋の夜空はペルセウス神話の宝庫
◆ペルセウス座(Perseus)
『マリィナ・デジタル・スカイ・サーベイ1、おうし座を中心に』でも簡単に解説してあります。
ペルセウスといえばギリシャ神話の英雄です。ギリシャ神話に言う「エチオピア」のカシオペア王妃の舌禍によって、くじらの生け贄とされてしまったアンドロメダ王女を救いだし、結婚したひとですね。
この辺りにはケフェウス座(エチオピア王)、カシオペア座(エチオピア王妃)、アンドロメダ座(エチオピア王女)、くじら座(生け贄のアンドロメダを食べようとした怪物)、ペガスス座(ペルセウスのまたがる天馬)があって、英雄ペルセウスに関する星座がひしめいています。
この星座はちょうど天の川の通っているところなので、星雲や星団も多いことで知られます。
ペルセウスの左手元に輝くアルゴル(Algol)は、退治した怪物メドゥサの首に当たります。「悪魔」と言う意味を持つ星です。この後簡単に解説しますが、明るさをかえる「変光星」です。
ペルセウス座の線のたどり方はちょっと難しいですけれど、どの辺りにあるのかは簡単に分かります。おうし座のすばる、つまりプレアデス星団が輝いていルのを見つけたら、その西北をご覧下さい。
するとひとかたまりの明るい星の集団が見えると思います。これはペルセウスの右腹の辺りになります。
プレアデス星団とカシオペア座の間にあるのがペルセウス座ですので、場所は案外つかみやすいです。
ちなみにこのメドゥサという髪の毛が蛇になった女性ですが…。
蛇は水と関係の深い動物で、しばしば水を守護する神聖さを併せ持ちます。
宗教によってはそういった神性よりも退治すべき悪魔のような存在として扱われています。例えばイスタンブールの地下宮殿(貯水池)の柱には、基部の所に逆さや横になったメドゥサの首が彫り込まれています。水を守護する存在でありながら、そこから出てこないようにしているかのような扱いですよね。
夏の話題になる『ペルセウス座流星群』については、また研究編などで書いてみたいと思います。
◆アンドロメダ座(Andromeda)
この図では左足しか見えていません。
古代エチオピアの大変美しい王女です。このことで母親であるカシオペアがあまり我が娘の自慢をしすぎ、神の怒りをかって生け贄にされてしまいます。
ペルセウスはメドゥサの首を持ち帰る途中だったのですが、偶然この様子を見つけてクジラを手に持ったメドゥサの首で石にし、倒してしまいました。
偶然というところがはかないですけれど…(笑)
エチオピアといっていますが、古代ギリシャ世界ではアフリカ全体がエチオピアらしいです。
ちなみにDOLでは以前『プレステ・ジョアンの国を探せ!』と言うイベントがありました。プレステ・ジョアンとは、1200年代にひろまった伝説の東方キリスト教国の名前ですが、こちらの国もエチオピアにあるという風説がありました(実際にはやっぱり存在しません)。
◆さんかく座(Triangulum)
秋は星の数自体がそれほど多くなく、澄んだ暗い星空でもそんなにひしめくといったほどに星がないので、個々の星座がわりあい目立ちます。
さんかく座はそういった星座の一つでしょう。かわいらしい三角形は、明るい星がなくてもかたちが目立ちます。他にいくらでも形作れるはずの三角ですが、面白いですね。
みなみのさんかく座に比べて星の少ないところで輝く三角形はわかりやすくてよいです。
◆おひつじ座(白羊宮)(Aries)
テュフォンに襲われたときにゼウスが変えた姿と言われています。あるいはアルゴ号の最大の目的である金毛の羊ともいわれています。
への字の反対と言えばいいような形ですけれど、東から上るときはそれが縦になっていますね。これといって特徴的でもないのでわかりにくいかも。ただ、プレアデス星団(すばる)がありますので、その上にあると覚えておけばわりと見つけやすいはずです。
一等星はハマル(Hamal)です。
ちなみに白羊宮は占星術の上では重要な星座です。春分のころ、3/21から4/20の誕生日のかたがこのおひつじ座です。でも見えるのは晩秋から冬にかけてです。なぜこんな風にずれるのか…この謎はまた研究編で解説したいと思います。
◆うお座(双魚宮)(Pisces)
肝心の魚の部分が見えてませんけれど(笑)うお座です。全体像が見えたら改めてアップします。
うお座、やぎ座、おひつじ座はテュフォンに襲われたときの神々の逃げる姿と言われていますね。
空を見上げるとわかりやすいV字になっていますが、話題はそれほどありません。
◆くじら座(Cetus)
これといって明るい星に恵まれてはいませんし、有名な神話に登場するわりにはみるのがちょっとむずかしい星座です。
特徴は頭の五角形ですね。あと、一つ後ろのひれのあたりにあるちょっと明るい星(これもデネブです)でなんとか解るかも。うお座などを手がかりに見つけられそうですね。
くじらのお腹の辺りの星にBaten Kaitos(バテン・カイトス)というのがあります。ゲームタイトルではありませんw
くじら座にはミラ(不思議(Mira))という星があります。ミラージュのミラですね。これは、明るさを変える「変光星」です。常にそこにあり、不変のものであるはずの「恒星」が、明るさを変える現象を見せることから、キリスト教に影響を与えています。
変光星については下の別枠で解説していますので、そちらもご覧下さい。
◆変光星について
今回くじら座のミラとペルセウス座のアルゴルを解説しましたので、二つの変光星の違いを説明します。
変光星とは読んだままです。明るさが変化する星です。変光のしかたにもいくつか種類があるのですけれど、この二つは特にわかりやすいです。
用語を出すだけでなんとなくぴんと来るかと思いますが…。
◎くじら座のミラは脈動することで明るさを変える(ふくらみの比率はイメージ)
くじら座ミラ…「脈動変光星」です。
これは星自体が心臓の鼓動のようにふくらんだり縮まったりして、全体の光の量が変わることで明るさが変わる星です。これは星のサイズが大きく(最大時はなんと太陽の約400倍の直径)、そしてかなり老齢の星であることからきているらしいです。
デモン座のα星みたいなものですね。
変光星が発見されたのは、じつはこのミラがはじまりです。おそらくその年の大きなニュースのなかでも別格の重大性を持って伝わったとおもいます(宗教的に)。
◎ペルセウス座のアルゴルは二つの星が引きあって食をおこす
ペルセウス座アルゴル…「食変光星」です。
これは互いに引き合う二つ星があることが条件になります。地球から見て二つの星が横並びのときがもっとも明るいです。地球から見て二つの星が縦並びになると、一個の星が後ろに回ってしまい、一個分の星の明るさしかこなくなりますので暗くなります。見ている先の星が日食のように隠し合っているのが特徴の変光星です。
いかがでしたか? 秋の空はちょっと寂しいですけれど、それでも神話に結びついた壮大な星座がたくさんありますので、さがしてみると結構感動します。
次回は北斗七星の話題をしよう…と思うのですが、意外とまとまりに欠ける記事ですので再考しています。ヘルクレス座をやっと発見したのでそれをアップしようかとも思っておりますので、次回ご期待下さいませ。
と、私はちゃんとゲームしてますよー。星空ばっかり見てますが、ぷかぷか浮いてずーっと見ているわけではありません。交易しながら見ているので、季節を選んだり快晴をまってスクリーンショットを撮影することがなかなかできませんけれど。
そんなこんなで火曜日を気長にお待ち下さいませ。
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【ちょっと出来事…ユーザーイベント『Notosヴェネツィア建国三周年記念祭』】
日曜日にジェノヴァで開催された『Notosヴェネツィア建国三周年記念祭』に参加してきました。
公式ページのBBSで告知されていましたのでかろうじて知りましたが、BBSをご覧になっていない方もいらっしゃるかもしれませんね。とっても楽しいお祭りでした。
ヴェネツィア共和国の年中行事である『海との結婚』。
大安売りのバザー。
みんながかしましくシャウトでワイワイと遊ぶクイズとビンゴの催しがありました。
参加者は全部で150人を超えていたようです(検索見てないので正確な人数は解りません)。久し振りの大きなユーザーイベントになりましたねー。
海との結婚(Lo Sposalizio del Mare)というのは、海洋都市国家ヴェネツィア共和国の重要な年中行事です。アドリア湾で、時の総督が海に金の指輪を投げ入れ、共和国の礎ともいっていい海と結婚を宣言することにより、長久の支配を祈念するという行事です。Sposalizioは結婚というよりかは堅苦しく「婚礼」といった方がしっくり来るような。
私はクイズ大会で二問正解(いぇい)。ヴェネツィアやその周辺に関係する問題が出されました。みんなネタの解答に走ってしまって笑いながら様子を見ていました。みんな面白すぎです(っていうか私におもしろみがない…)。
ビンゴではまったく当たりませんでした。副官のレベル一カ所につき一つの番号をもらえ(20レベルが二つなら一回の番号で一つ分)、数字がそろうのを待ちました。
副官が二人いるので番号は幅広いはずなのですが…オーナーが50,60レベルを要求するんです。がんばりますからそんな数字ばっかり出さないでくださいw
そんなこんなで二つ番号が出るだけでちっとも数字が出ませんでした(笑)
クイズ大会の賞品に『瀕死のガリア人オーナメント』と『聖者の錫杖』をもらいました。おおーー。オーナメントは早速飾り、錫杖はばりばり使っております。
ユーザーイベントは企画そのものもさることながら、集客の宣伝に力が入っていないとなかなかむずかしいです。
で、今のユーザーイベントは司会さんのカリスマ性というか、人気というか、とにかく「あの人だったらいくかぁ」みたいなところが集客の大きな面になっています。
もちろんそれは大事なんですけれど、三年がたった今、情報をばらまける範囲というか伝わる広さがものすごく狭まった気がしています。はっきりいっちゃうと内輪っぽくなっちゃう。それは横のつながりがあまり強くないからだと思うんですけれど、ちょっと寂しい気がします。
とはいえ、ユーザーイベントのおもしろさを知った人こそがたくさん集まるわけですし、その中で一杯たのしめたらその日のイベントは大成功かなぁって思います。
ユーザーイベントを知らない人にも参加して欲しいとは思いますけれど、商会長さんなどの協力も絶対必要だと思いますし、そのあたりはやはり情報の発信力と、その保持力を高めることが必要なのかなって思います。
いっぺん宣伝しただけでは伝わる力も弱いですが、何度も水面を叩けば波紋がいつまでもうねるように、繰り返し宣伝してその力を保つのも大事だなって思いました。
アフターレポートのおもしろさも重要ですけれど…><)ノ お祭に夢中でなにも写真撮ってないし…(笑)
と言うことで来週もお楽しみにー(ばっさりと)
でわ~☆
と、今日は秋分の日ですね。赤道上に太陽が丁度来る秋分は、先日からのエントリMDSS研究編2-1、MDSS研究編2-2で解説しています。タイムリーでしたねー(考えてなかったけれど)。
さて、今日の話題は晩秋の星座ペルセウスを中心にお話します。ペルセウス座は流星群とか神話・伝説で非常に有名ですけれど、星座それ自体の形を知っている人はそう多くないかと思います。私も全体像を夜空で見たことはありません。
DOLの中では比較的特徴がありますので、星座の形は分からなくても場所がわかりやすく観察しやすい星座になっています。
ほかにも黄道十二星座がしっかりと見えますので、有名な星座がこの辺りには多いです。
それでは夜空のスクリーンショットをご覧下さいませ。
◎晩秋の夜空はペルセウス神話の宝庫
◆ペルセウス座(Perseus)
『マリィナ・デジタル・スカイ・サーベイ1、おうし座を中心に』でも簡単に解説してあります。
ペルセウスといえばギリシャ神話の英雄です。ギリシャ神話に言う「エチオピア」のカシオペア王妃の舌禍によって、くじらの生け贄とされてしまったアンドロメダ王女を救いだし、結婚したひとですね。
この辺りにはケフェウス座(エチオピア王)、カシオペア座(エチオピア王妃)、アンドロメダ座(エチオピア王女)、くじら座(生け贄のアンドロメダを食べようとした怪物)、ペガスス座(ペルセウスのまたがる天馬)があって、英雄ペルセウスに関する星座がひしめいています。
この星座はちょうど天の川の通っているところなので、星雲や星団も多いことで知られます。
ペルセウスの左手元に輝くアルゴル(Algol)は、退治した怪物メドゥサの首に当たります。「悪魔」と言う意味を持つ星です。この後簡単に解説しますが、明るさをかえる「変光星」です。
ペルセウス座の線のたどり方はちょっと難しいですけれど、どの辺りにあるのかは簡単に分かります。おうし座のすばる、つまりプレアデス星団が輝いていルのを見つけたら、その西北をご覧下さい。
するとひとかたまりの明るい星の集団が見えると思います。これはペルセウスの右腹の辺りになります。
プレアデス星団とカシオペア座の間にあるのがペルセウス座ですので、場所は案外つかみやすいです。
ちなみにこのメドゥサという髪の毛が蛇になった女性ですが…。
蛇は水と関係の深い動物で、しばしば水を守護する神聖さを併せ持ちます。
宗教によってはそういった神性よりも退治すべき悪魔のような存在として扱われています。例えばイスタンブールの地下宮殿(貯水池)の柱には、基部の所に逆さや横になったメドゥサの首が彫り込まれています。水を守護する存在でありながら、そこから出てこないようにしているかのような扱いですよね。
夏の話題になる『ペルセウス座流星群』については、また研究編などで書いてみたいと思います。
◆アンドロメダ座(Andromeda)
この図では左足しか見えていません。
古代エチオピアの大変美しい王女です。このことで母親であるカシオペアがあまり我が娘の自慢をしすぎ、神の怒りをかって生け贄にされてしまいます。
ペルセウスはメドゥサの首を持ち帰る途中だったのですが、偶然この様子を見つけてクジラを手に持ったメドゥサの首で石にし、倒してしまいました。
偶然というところがはかないですけれど…(笑)
エチオピアといっていますが、古代ギリシャ世界ではアフリカ全体がエチオピアらしいです。
ちなみにDOLでは以前『プレステ・ジョアンの国を探せ!』と言うイベントがありました。プレステ・ジョアンとは、1200年代にひろまった伝説の東方キリスト教国の名前ですが、こちらの国もエチオピアにあるという風説がありました(実際にはやっぱり存在しません)。
◆さんかく座(Triangulum)
秋は星の数自体がそれほど多くなく、澄んだ暗い星空でもそんなにひしめくといったほどに星がないので、個々の星座がわりあい目立ちます。
さんかく座はそういった星座の一つでしょう。かわいらしい三角形は、明るい星がなくてもかたちが目立ちます。他にいくらでも形作れるはずの三角ですが、面白いですね。
みなみのさんかく座に比べて星の少ないところで輝く三角形はわかりやすくてよいです。
◆おひつじ座(白羊宮)(Aries)
テュフォンに襲われたときにゼウスが変えた姿と言われています。あるいはアルゴ号の最大の目的である金毛の羊ともいわれています。
への字の反対と言えばいいような形ですけれど、東から上るときはそれが縦になっていますね。これといって特徴的でもないのでわかりにくいかも。ただ、プレアデス星団(すばる)がありますので、その上にあると覚えておけばわりと見つけやすいはずです。
一等星はハマル(Hamal)です。
ちなみに白羊宮は占星術の上では重要な星座です。春分のころ、3/21から4/20の誕生日のかたがこのおひつじ座です。でも見えるのは晩秋から冬にかけてです。なぜこんな風にずれるのか…この謎はまた研究編で解説したいと思います。
◆うお座(双魚宮)(Pisces)
肝心の魚の部分が見えてませんけれど(笑)うお座です。全体像が見えたら改めてアップします。
うお座、やぎ座、おひつじ座はテュフォンに襲われたときの神々の逃げる姿と言われていますね。
空を見上げるとわかりやすいV字になっていますが、話題はそれほどありません。
◆くじら座(Cetus)
これといって明るい星に恵まれてはいませんし、有名な神話に登場するわりにはみるのがちょっとむずかしい星座です。
特徴は頭の五角形ですね。あと、一つ後ろのひれのあたりにあるちょっと明るい星(これもデネブです)でなんとか解るかも。うお座などを手がかりに見つけられそうですね。
くじらのお腹の辺りの星にBaten Kaitos(バテン・カイトス)というのがあります。ゲームタイトルではありませんw
くじら座にはミラ(不思議(Mira))という星があります。ミラージュのミラですね。これは、明るさを変える「変光星」です。常にそこにあり、不変のものであるはずの「恒星」が、明るさを変える現象を見せることから、キリスト教に影響を与えています。
変光星については下の別枠で解説していますので、そちらもご覧下さい。
◆変光星について
今回くじら座のミラとペルセウス座のアルゴルを解説しましたので、二つの変光星の違いを説明します。
変光星とは読んだままです。明るさが変化する星です。変光のしかたにもいくつか種類があるのですけれど、この二つは特にわかりやすいです。
用語を出すだけでなんとなくぴんと来るかと思いますが…。
◎くじら座のミラは脈動することで明るさを変える(ふくらみの比率はイメージ)
くじら座ミラ…「脈動変光星」です。
これは星自体が心臓の鼓動のようにふくらんだり縮まったりして、全体の光の量が変わることで明るさが変わる星です。これは星のサイズが大きく(最大時はなんと太陽の約400倍の直径)、そしてかなり老齢の星であることからきているらしいです。
デモン座のα星みたいなものですね。
変光星が発見されたのは、じつはこのミラがはじまりです。おそらくその年の大きなニュースのなかでも別格の重大性を持って伝わったとおもいます(宗教的に)。
◎ペルセウス座のアルゴルは二つの星が引きあって食をおこす
ペルセウス座アルゴル…「食変光星」です。
これは互いに引き合う二つ星があることが条件になります。地球から見て二つの星が横並びのときがもっとも明るいです。地球から見て二つの星が縦並びになると、一個の星が後ろに回ってしまい、一個分の星の明るさしかこなくなりますので暗くなります。見ている先の星が日食のように隠し合っているのが特徴の変光星です。
いかがでしたか? 秋の空はちょっと寂しいですけれど、それでも神話に結びついた壮大な星座がたくさんありますので、さがしてみると結構感動します。
次回は北斗七星の話題をしよう…と思うのですが、意外とまとまりに欠ける記事ですので再考しています。ヘルクレス座をやっと発見したのでそれをアップしようかとも思っておりますので、次回ご期待下さいませ。
と、私はちゃんとゲームしてますよー。星空ばっかり見てますが、ぷかぷか浮いてずーっと見ているわけではありません。交易しながら見ているので、季節を選んだり快晴をまってスクリーンショットを撮影することがなかなかできませんけれど。
そんなこんなで火曜日を気長にお待ち下さいませ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ちょっと出来事…ユーザーイベント『Notosヴェネツィア建国三周年記念祭』】
日曜日にジェノヴァで開催された『Notosヴェネツィア建国三周年記念祭』に参加してきました。
公式ページのBBSで告知されていましたのでかろうじて知りましたが、BBSをご覧になっていない方もいらっしゃるかもしれませんね。とっても楽しいお祭りでした。
ヴェネツィア共和国の年中行事である『海との結婚』。
大安売りのバザー。
みんながかしましくシャウトでワイワイと遊ぶクイズとビンゴの催しがありました。
参加者は全部で150人を超えていたようです(検索見てないので正確な人数は解りません)。久し振りの大きなユーザーイベントになりましたねー。
海との結婚(Lo Sposalizio del Mare)というのは、海洋都市国家ヴェネツィア共和国の重要な年中行事です。アドリア湾で、時の総督が海に金の指輪を投げ入れ、共和国の礎ともいっていい海と結婚を宣言することにより、長久の支配を祈念するという行事です。Sposalizioは結婚というよりかは堅苦しく「婚礼」といった方がしっくり来るような。
私はクイズ大会で二問正解(いぇい)。ヴェネツィアやその周辺に関係する問題が出されました。みんなネタの解答に走ってしまって笑いながら様子を見ていました。みんな面白すぎです(っていうか私におもしろみがない…)。
ビンゴではまったく当たりませんでした。副官のレベル一カ所につき一つの番号をもらえ(20レベルが二つなら一回の番号で一つ分)、数字がそろうのを待ちました。
副官が二人いるので番号は幅広いはずなのですが…オーナーが50,60レベルを要求するんです。がんばりますからそんな数字ばっかり出さないでくださいw
そんなこんなで二つ番号が出るだけでちっとも数字が出ませんでした(笑)
クイズ大会の賞品に『瀕死のガリア人オーナメント』と『聖者の錫杖』をもらいました。おおーー。オーナメントは早速飾り、錫杖はばりばり使っております。
ユーザーイベントは企画そのものもさることながら、集客の宣伝に力が入っていないとなかなかむずかしいです。
で、今のユーザーイベントは司会さんのカリスマ性というか、人気というか、とにかく「あの人だったらいくかぁ」みたいなところが集客の大きな面になっています。
もちろんそれは大事なんですけれど、三年がたった今、情報をばらまける範囲というか伝わる広さがものすごく狭まった気がしています。はっきりいっちゃうと内輪っぽくなっちゃう。それは横のつながりがあまり強くないからだと思うんですけれど、ちょっと寂しい気がします。
とはいえ、ユーザーイベントのおもしろさを知った人こそがたくさん集まるわけですし、その中で一杯たのしめたらその日のイベントは大成功かなぁって思います。
ユーザーイベントを知らない人にも参加して欲しいとは思いますけれど、商会長さんなどの協力も絶対必要だと思いますし、そのあたりはやはり情報の発信力と、その保持力を高めることが必要なのかなって思います。
いっぺん宣伝しただけでは伝わる力も弱いですが、何度も水面を叩けば波紋がいつまでもうねるように、繰り返し宣伝してその力を保つのも大事だなって思いました。
アフターレポートのおもしろさも重要ですけれど…><)ノ お祭に夢中でなにも写真撮ってないし…(笑)
と言うことで来週もお楽しみにー(ばっさりと)
でわ~☆